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闇の隆盛 色別レビュー:第7話『戦慄のエルブラス』 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by くらくら
LMC Web Magazine

カードファイト!!イニストラード
セカンドシーズン
VS ヤミノタカモリ編

第 7 話 『戦慄のエルブラス』


こちらの文章は、現在テレビ愛●他で好評放送中のアニメ「カードファイト!!●ァンガー●」の後番組として企画されたものの、●ァンガー●の余りの売れ行きにお蔵入りとなったアニメ「カードファイト!!イニストラード」のセカンドシーズンの脚本の一部を MDN 編集部が独自に入手し、ウィキリークス並みの素早さでみなさまに公開するものです。ヤミノタカモリ編は全 7 話が予定されていたようで、最終の第 7 話は偶然にもエキスパンション『闇の隆盛』のアーティファクトと土地を紹介する仕様となっています。


ナレーション 「この物語の主人公、煽動コマシはちょっと気弱で LMC でも目立たない大学三年生の男の娘。常に後ろ向きで目立たないように毎日を送っていたコマシだったが、一つだけ心の支えがあった。それは子供の頃にもらったあるカードゲームのカード『ブラスター・デレロー』。そのカードがきっかけでゲームを始めた彼の日常は大きく変わり始める。

そんなコマシには、心に決めた一つの目標がある。それは「快リューイチ」という関西人プレイヤーと再び闘うこと。コマシにとってリューイチは自分を救ってくれ、ファイナルズ準優勝まで導いてくれた煽動者(アオリスト)なのだ。

コマシはカードの腕を磨くため、今日も全力で走り続ける。憧れの存在であるリューイチと闘い、認められるその時を夢見て……!」

※OP テーマ 「INNISTRAD」 歌:MOX Project 作詞:からうさヒロノブ 作曲:からうさヒロノブ・きたっちひろし

「カードファイト!!イニストラード」VS ヤミノタカモリ編 第 7 話『戦慄のエルブラス』


ナレーション 「前回までのあらすじ。謎のカードゲーム大会 LMC で見慣れない少年・ヤミノタカモリに『カードゲームしよっ』と声をかけるコマシ。しかし、タカモリのデッキには何故か発売前なのに大量の『闇の隆盛』のカードが! 《イニストラードの君主、ソリン》を出されて大慌てのコマシは、果たして勝てるのか!?」


Sorin, Lord of Innistrad

タカモリの盤面に並ぶ《イニストラードの君主、ソリン》と大量のスピリット・トークン。最新鋭の白黒トークンデッキである。

対するコマシの場には、クロックと呼べるものは存在しない。《平地》《島》、そして墓地には《秘密を掘り下げる者》が。どうやら白青虫デッキのようだ。

タカモリ 「《迷いし者の祭壇》からフラッシュバックで《未練ある魂》!」


Altar of the Lost Lingering Souls

タカモリ 「さらに《町民の結集》で出てきた人間トークンに《アヴァシンの首飾り》を装備して、《不気味な辺境林》でサクって 1 ドロー!」


Avacyn's Collar Grim Backwoods

タカモリ 「スピリットトークンが出て、《目玉の壺》が誘発してカウンターを二つ乗せる!!! んぎもぢぃぃぃぃぃぃ! あは。コマシちゃん、あと数ターンで死んじゃうね。ターンエンド!」


Jar of Eyeballs

コマシ、苦々しい顔でドロー。するとそこには起死回生のカードが。不敵な笑みを浮かべながらメインフェイズへ。

コマシ 「発売前のカードを持っているのが君だけだとでも思ったかい?」

タカモリ 「なんだって!?」

コマシ 「僕のターン! 《獄庫》をプレイ! さらに《進化する未開地》《生の杯》《壁の守部》を置いてターンエンド!」


Helvault Warden of the Wall

タカモリ 「ふうん? たった一点のライフゲインで俺のスピリット・トークンから逃れられるとでも思ったのかい? 《壁の守部》にしたって、タップ状態じゃないか。こちらは《憑依された沼墓》《刃砦の英雄》を回収、と。トークンデッキはいいねえ。無作為に回収しようにも、これしかクリーチャー入ってないからさあ」


Haunted Fengraf

高らかに笑うタカモリのアタックで、コマシのライフは確実に削られていく。


Chalice of Life (Chalice of Death)

コマシ 「エンドに《生の杯》でゲイン。《進化する未開地》《沼》を持ってきます」

タカモリ 「タッチ黒、だと?」

コマシ、再びのターン。静かにカードを引き、ふと表情を緩める。

コマシ 「ずっと待っていたよ。君のことを。僕のメインフェイズ、《デレロー》を召喚!」

場に現れる、マジックペンで「ブラスター」と落書きされた黒いカード。


Derelor

タカモリ 「で、《デレロー》? コマシ、お前のデッキ、まさか!?」

コマシ 「うん。そうだよ。僕のデッキはレガシー対応なんだ」

タカモリ 「ちょ、おま、ずるいwwwwwww」

コマシ 「だって僕は『カードゲームしよっ』って声をかけただけだよ? 君だって発売前のカードを使っているだろう? お互い様だよ」

汗をダラダラと流すタカモリ。

タカモリ 「は、ははっ! しょせん《デレロー》なんて昔のカード。誰も覚えていちゃいないさ。4 マナ 4/4 なんて今となっては平均以下のスペックじゃあな!」

コマシ 「それでも僕はこのカードと一緒に戦い続けてきたんだ。当時としては破格のマナレシオ、デメリットをタッチカラーで使うことで無にする構築センス。僕はカードゲームの全てをこの一枚のカードから学んだ。いや、あの人から!」

コマシの後ろに立つ黒い影のイメージ。リューイチである。

タカモリ 「ま、まさか。お前の追い求める相手とは!?」

コマシ 「彼と闘うまで、僕は負けられないんだ。《石鍛冶の神秘家》をプレイ! サーチするカードは、《重いつるはし》とか《処刑人の頭巾》とか《狼狩りの矢筒》みたいな、リミテッド専用カードじゃないよ?」


Heavy Mattock Executioner's Hood
Wolfhunter's Quiver

タカモリ 「おいおいおいおい!」

コマシ 「《束縛の刃、エルブラス》だ!」

タカモリ 「剣じゃないのかよ!」


Elbrus, the Binding Blade (Withengar Unbound)

一気に追い詰められたタカモリ。

タカモリ 「いや、落ち着け。スピリットトークンがこんなにあるんだ。アタックを間違えなければいい」

タカモリ、除去ケアのつもりなのかトークン 2 体を残してアタック。コマシ、ライフが削られながらも不敵な笑み。《生の杯》がライフを守ってくれている。

さらにタカモリは手札に一枚だけ残った《墓掘りの檻》をプレイ。


Grafdigger's Cage

タカモリ 「くそっ。前のターンに出しておけば……って、サーチは防げないのか、この役立たずめ!」

タカモリは身振りでエンドを示す。

コマシ 「手札が空のまま、僕のターンに入っていいのかい? 僕のターン。《石鍛冶の神秘家》の能力で《束縛の刃、エルブラス》を戦場に。《デレロー》に装備するよ。さらに、手札から《戦争と平和の剣》! これも装備!」

タカモリ 「は?」

コマシ 「さらに、《大天使の霊堂》をプレイ! 即起動するね!」


Vault of the Archangel

タカモリ 「ちょちょちょっ!」

コマシ 「7/6、絆魂、接死、プロテクション(白)だよ! タカモリ君には 7 点ダメージ! 僕の手札は 5 枚だから、12 点ゲイン!」

タカモリ 「ま、まさか」

コマシ 「ここで、《束縛の刃、エルブラス》が裏返るよ。《解き放たれたウィゼンガー》、解放! これでエンドだ! 最後のドローをするがいいよ!」

タカモリ、打開策を求めてドローするが、芳しくない。そのままエンド。

コマシ 「《戦争と平和の剣》を持った《解き放たれたウィゼンガー》でアタックすればようやく《生の杯》が裏返るんだけど。そこまでする必要はないよね?」

タカモリ 「くそっ。俺の負けだ。やっぱり俺には構築の一線級で戦える力なんてなかったんだ」

コマシ 「そうは思わないよ。『闇の隆盛』くん」

タカモリ 「どうして、俺の本当の名前を? じゃあ、俺の正体にも気づいていたのか?」

コマシ 「もちろんだよ。君はエキスパンションの化身。いうなればカードセットそのものだ。君は全体のカードパワーは高くないかもしれないけど、エターナル環境にまで影響を及ぼすカードを何枚も持っている。ワールドウェイクやミラディン包囲戦みたいな、いぶし銀のエキスパンションになるんじゃないかな? そして……僕の力を試していたんだろう? あの勢力と戦うだけの力があるのかを」

タカモリ 「ふっ。最初からお見通しってわけか。この《イニストラードの君主、ソリン》はお前のものだ。ぜひデッキに入れてくれ。スタンダードなら、《デレロー》は入れられないだろう? あと、弱い装備品も使ってくれてたんだな。リミテッドではどいつも強力だぜ?」

コマシ 「ありがとう。大切に使わせてもらうよ」

タカモリ 「あいつらは強いぜ。そもそも 1 ターン目に 3000 なんて数字が出てくるなんて、MTG じゃ考えられねぇ。それでも、負けるわけにはいかねーんだ。こっちが元祖なんだからな」

コマシ 「わかってる。あいつらの好きにはさせないよ!」

硬く拳を握りあう二人。

そして、光の中に溶けて『闇の隆盛』 1 BOX へと変化するタカモリ。

コマシ 「タカモリくん……」

と、そこに駆け込んでくる一人の男が!

ユリニー 「コ、コマシくん! まずい! アヴァシンが帰還する! さらに、ミルキ●ホーム●二期がいまいち面白くないって師匠が怒っているんだ!」

コマシ 「な、なんだって!?」

ナレーション 「突如現れたアヴァシンとは? そして、ミルキ●ホーム●二期はどうしてあんなことになってしまったのか!? 謎が謎を呼ぶ『カードファイト!!イニストラード』次回へ続く!」

※ED テーマ 「ゼンディカーをすごくたくさん剥いたけど出なかったという意味ではある意味泣き虫TREASURES」 歌:ミルキィH 作詞:くらくらP 作曲:くらくらP


ヤミノタカモリの白黒トークン / 「カードファイト!!イニストラード」
 4  刃砦の英雄/Hero of Bladehold

4 Creatures 1 迷いし者の祭壇/Altar of the Lost 1 アヴァシンの首飾り/Avacyn's Collar 1 墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage 1 目玉の壺/Jar of Eyeballs 4 清浄の名誉/Honor of the Pure 4 未練ある魂/Lingering Souls 4 深夜の出没/Midnight Haunting 4 無形の美徳/Intangible Virtue 4 町民の結集/Gather the Townsfolk 4 高まる献身/Increasing Devotion 4 イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad
32 Spells 9 平地/Plains 1 沼/Swamp 4 進化する未開地/Evolving Wilds 4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel 4 大天使の霊堂/Vault of the Archangel 1 不気味な辺境林/Grim Backwoods 1 憑依された沼墓/Haunted Fengraf
24 Land 60 Total Cards

0 Sideboard Cards
扇動コマシの白青タッチ黒 虫ビート / 「カードファイト!!イニストラード」
 4  秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets
 4  (リスペクト枠)先兵の精鋭/Elite Vanguard
 4  石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
 1  デレロー/Derelor

13 Creatures 1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace 1 狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver 1 壁の守部/Warden of the Wall 1 獄庫/Helvault 1 重いつるはし/Heavy Mattock 1 処刑人の頭巾/Executioner’s Hood 1 生の杯/Chalice of Life 1 束縛の刃、エルブラス/Elbrus, the Binding Blade 4 蒸気の絡みつき/Vapor Snag 4 マナ漏出/Mana Leak 4 はらわた撃ち/Gut Shot 4 思案/Ponder
24 Spells 6 島/Island 3 平地/Plains 1 沼/Swamp 4 氷河の城砦/Glacial Fortress 4 金属海の沿岸/Seachrome Coast 2 進化する未開地/Evolving Wilds 2 ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt 1 大天使の霊堂/Vault of the Archangel
23 Land 60 Total Cards

0 Sideboard Cards

※この試合展開・デッキリスト・登場人物・謎の敵対勢力はフィクションです。実在のプレイヤー・団体・カードゲームメーカーとはまったく関係ありませんし、くらくらはあの会社好きですし、《獄庫》の使い方はいまだによくわかりません。


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれたくらくら @crambomb は、カードがなくても遊べるドラフトが好きで LMC に出入りするようになり、気がつけばカードを揃えてがっつり構築をやるようになった大人チーム常連の一人です。

LMC では数少ない公式でも記事を書いたことがある人物でもあり、ライターを目指す若い層からは慕われているとかそうでもないとか。どちらかといえば、マルチな才能を無駄遣いしている感もあり、インテリオタクとかスーパーマルチクリエイター的ななにかなのかもしれません。今後も彼の活躍に期待しています。

Posted by LMC Promoters, on 2012/02/10
Last update on 2012/02/10 13:40

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