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闇の隆盛 色別レビュー:青 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by ぴんぐぅ
LMC Web Magazine

みなさんこんにちは。今回、闇の隆盛で青を担当させていただくことになりました、ぴんぐうです。

イニストラードというゴシックホラーテイストで怖いイラストが多い世界が、闇の隆盛ではさらに恐ろしい闇に覆われてしまうストーリーですが、そんな世界観は実際ぜんぜん怖くありません。むしろ現実世界の方がよっぽど恐ろしい世界です。イニストラードの恐怖を取り去り、初心者でも安心してパックを手に取ってもらうためにいくつか例を紹介しましょう。

イニストラード


ただの村人、羊飼い、鍛冶屋どころか町長までもが満月になると突如狼男になり村や都市を襲撃する。


Villagers of Estwald (Howlpack of Estwald)


けいおん風 2


満月でもないのに突如火がついたように怒り出し、泣いたり喚いたりしながら国旗を破く、踏みつける、燃やすなどの蛮行に及ぶ人たちが近くに……。


Skirsdag Cultist

※ 画像はイメージです。実在の人物、団体などは一切関係ありません。



イニストラード


歩く死体は教会が支配する街の防御さえにも穴をあける。奇怪な肉の構築物は防護された聖所へと妨げられることなくよろめき進み、アヴァシンの約束を頼る無辜の人々を虐殺する。


Zombie Apocalypse


げんじつ みなみけ風


毎日毎日、学校へ行くわけでも働くわけでもなく、家族の財産を食いつぶし、国に対して何も貢献しないニートが今では日本全国に約 60 万人も……。


Personal Sanctuary


イニストラード


姿の見えない幽霊がこの世のものとは思えない叫び声をあげ、ポルターガイストを引き起こす。時折生きた炎や「血の霧」といった存在として現れては不運な犠牲者を巻き込み、治癒の遅い切り傷とみみず腫れを負わせる。


Sturmgeist


とらドラ!風


現実に存在しない人のツイッターアカウントが大量に現れ、特定のアイドルを応援するツイートを一斉に投稿し、存在しないブームを創りだそうとするステルスマーケティングが横行(※現実に存在する人もステルスマーケティングします)。20 万人(※東京ゲームショー来客数に匹敵)が訪れた某グルメフェスの画像がどう見てもガラガラ。存在するはずの人が映らないタイプの心霊写真か《不可視の忍び寄り》が押し寄せたに違いない。


Invisible Stalker


イニストラード


奇人の美食家として名高い吸血鬼オリヴィア・ヴォルダーレンはしばしば遠方へと旅をし、攫った人間から吸血するパーティー(吸血鬼の王/女王の謁見)を行っている。ヴォルダーレン家以外にも人間の中に紛れ込むファルケンラス家、イニストラード 4 州に領地を持つマルコフ家が人間を襲っている。


Olivia Voldaren


けいおん風


LMC にはオリヴィア・ヴォルダーレンさんとソリン・マキコフさんが毎週いらっしゃいます。


Olivia Voldaren Sorin, Lord of Innistrad



いかがでしょうか? 紹介した一部の例だけでも、私たちの世界のほうがイニストラードよりよっぽど恐ろしい世界だとわかっていただけたのではないかと思います。

それでは、現実世界に絶望し、イニストラードに安心したところでレビュースタート!



Artful Dodge

プレイ、フラッシュバックのコストが軽いのでリミテッドのファイナルベント、序盤から赤い吸血鬼に打って強化したり便利なカードじゃないかと。もしかしたら統率者戦で《触れられざる者フェイジ》に……は無いでしょうが。


Bone to Ash

今は懐かしいインベイジョンの打ち消し呪文、《除外》が 1 マナ増えて復活。さすがに 4 マナカウンターは構えるには重いし、クリーチャーしか打ち消せないんだから同じマナで違う名前にすれば良かったんじゃないですかね。闇の隆盛の《予言》《空民の助言》の名前を変えただけなんだし。


Beguiler of Wills

5 マナと重めで死にやすいけど、タップでクリーチャーのコントロールを永続的に奪えるのは強そう。リミテッドで《村の鐘鳴らし》や二ブリスとコンボすると相手が悶絶しそう。特に《村の鐘鳴らし》はインスタントタイミングでクリーチャー数増加&アンタップと奇襲性バツグン!


Secrets of the Dead

霞が関から埋蔵金は発掘されなかったけど、利用者の墓地を金に変えてくれそうなカード。リミテッドやフラッシュバックコントロール、《ヨーグモスの意志》を使える環境で凄いコンボが生まれそうな可能性を感じる。墓地の《煮えたぎる歌》などを使いまわしてカード引きまくりたい。さぁ、デッキを作ってみよう


Soul Seizer (Ghastly Haunting)

クリーチャーから《精神の制御》に変身っていうと昔懐かし《威圧するリシド》を思い出しますね。《意思の詐話師》と同じく 5 マナと重いのがネック。しかもダメージが通らないと変身できないので使い勝手は悪そう。《巧みな回避》やニブリスと組んで、うまくダメージを通せるように構築しましょう。


Call to the Kindred

統率者戦のような和気藹々とした環境なら多相に付けてびっくりドッキリカードを毎ターン戦場に出して楽しめるでしょう。当然、こんな怪しげなオーラ貼り出したら警戒して除去を集中砲火されるはずなのでそこはリアル交渉術でカバー。TRPG の原点に立ち返る機会を与えてくれる良いカード。


Chant of the Skifsang

闇の隆盛入りリミテッドでは不死クリーチャーがいるため、ライブラリー破壊デッキなどディフェンシブなデッキをドラフトできれば、普通の除去より破壊しない除去のほうが強い状況が増えるでしょう。もっとも、クリーチャーを生贄に捧げることでアドバンテージを得るカードも登場しているので一長一短ではありますが。


Chill of Foreboding

「1999 年 7 の月、恐怖の大王が降りてくる!」「2000 年問題が原因で核戦争が始まる!」「2012 年にマヤのカレンダーが終わっている!」「2036 年の世界は SERN の支配するディストピア!」などなど、毎年のように寒気のするような滅亡の予言がありますが全く人類滅亡の気配はありません。慌てず、騒がず、表裏併せて 10 枚のライブラリーで勝利を目指しましょう。


Counterlash

相手の必殺クリーチャーを「蒼ノ一閃」(カウンター)して「千ノ落涙」(エルドラージ)! 「手札から場に出す」ではなく「手札から唱えてよい」なのがポイント。まぁ、重すぎる上にプレイ出来るカードが限定的なのでこんなの決まること無いでしょうが。


Curse of Echoes

こだまでしょうか? Yes,My lord! なんて CM が流行っていましたね。《こだまの呪い》を貼ると、呪文のコピーが呪われたプレイヤーの唱えたスペルより先に解決されるので《小悪魔の遊び》のような強力スペルでトドメを刺すようなデッキへのサイドに使えるかもしれません。


Dungeon Geists

《閉所恐怖症》に 1 マナ足したら 3/3 飛行が付いた!    まるっ! m9(^Д^) 《オリヴィア・ヴォルダーレン》のように圧倒的なカードじゃないけど使いたいです。


Divination

イニストラード発売前に「新環境で使われるかも?」と言われて、やっぱり採用されなかった悲しいリミテッド専用ドローがなぜか再録。《禁忌の錬金術》《テゼレットの計略》があるんだから、差別化を図るために名前を変えたインスタントにして欲しかった。


Geralf's Mindcrusher

戦場に出た時の効果が対象のプレイヤーなので、相手のライブラリー破壊や自分の墓地リソース稼ぎに使える上に、5/5 の不死と頼れるサイズ。まさに掘ってヨシ!掘られてアッー!ないいホラー。LMC 常連のあやのぶさんを思わせるゴツイイラストも魅力です。


Griptide

“捕”と“海”がセットになっていると、なぜか「日本海」をイメージしてしまいます。北の半島、南の半島、共和国、連邦。日本海側の漁師さんたちはサメより怖い人たちに囲まれてて大変ですね。特に連邦軍はリアルに薄くない弾幕貼ってくるので本当に怖いです。最近は太平洋側でもなぜか海でシェパードに襲撃されたりするそうですが


Havengul Runebinder

青くなった《墓地を刈り取るもの》。強化能力がゾンビ限定の《ガヴォニーの居住区》になったので単体での強さはもちろん、青黒ゾンビやドレッジでは圧倒的な破壊力に。


Mystic Retrieval

《ルーンの反復》と組み合わせると、何度でも呪文も使いまわせるクリーンでエコなサイクルが完成! 日本もクリーンでエコなエネルギーを一日も早く再稼働させたいですね


Nephalia Seakite

イニストラードでは白以外の瞬速は青のレア(《瞬唱の魔道士》《大笑いの写し身》)しか無かったので、《叱責》《村の鐘鳴らし》《深夜の出没》を警戒してアタックしていれば良かったのですが、闇の隆盛では青のコモンに《ネファリアの海鳶》、緑のアンコモンに《茨群れの頭目》が登場しました。不死クリーチャー+《投げ飛ばし》などのインスタントでクリーチャーを墓地に送る手段でタップ状態のクリーチャーを突然起こしてブロック!なんて事もできるので、戦闘が今まで以上にスリリングで面白くなるでしょう。


Niblis of the Breath

タップもアンタップもできる上に 3 マナ 2/1 飛行と戦闘力も充分! タップ能力を持ったクリーチャーたちとのコンボで楽しみたいところです。特に《意思の詐話師》こと“さわちゃん先生”とのコンボは凶悪。巷で“DEATH DEVIL”と呼ばれて恐れられているとかいないとか。


Headless Skaab Relentless Skaabs

イニストラードから登場した墓地をコストにする「スカーブ」という名のフランケンシュタインは、青らしくない低コスト、大サイズの良クリーチャー。今回登場した 2 体はどちらもいい壁役として期待です。《首無しスカーブ》の「タップ状態で戦場に出る」の一文は無ければ良かったんですが。


Saving Grasp

相手に打てないのではあまり入れたくないけど、軽いコストで「戦場に出た時~」を使い回しできるから、デッキ次第では救助しつつアドバンテージ稼げそう。困っている人を助けるのも軽いコストで済めばいいんですが、あの国と通貨スワップ 5 兆円ともなると話は別です。できる範囲で助け合いましょう。


Screeching Skaab

攻撃的になった《甲冑のスカーブ》が登場。ライブラリーを掘る量が半分になったけど、2 マナになったことで序盤の狼男を変身させない、吸血鬼などの相打ち要員として、などなど採用されそう。


Shriekgeist

コモン版《精神叫び》といったとこでしょうか? さすがにレアよりは大分弱いけど、相手のクリーチャーをブロックできるライブラリー破壊カードなのでそこそこ使えそう。ただ、イニストラード環境はライブラリー破壊デッキじゃないと能力がデメリットになることのが多いので注意しましょう。


Stormbound Geist

青らしいサイズの不死アタッカー。不死クリーチャーのお陰で《悪魔の長帷子》《祭壇の刈り取り》《投げ飛ばし》《縫い師の見習い》などが強力になる予感!


Thought Scour

相手のライブラリーを落とせるようになった《留意》。フラッシュバックデッキでもライブラリー破壊デッキでも使いやすい良カードですね。


Tower Geist

なんだか《熟考漂い》を連想させるカード。アンコモンに昇格しましたが、リミテッド、ブロック構築での活躍が期待できます。


Increasing Confusion

墓地から唱えたら 2 倍シリーズの青版。まさか X ManaBlue Mana でプレイしてフラッシュバックコストも X ManaBlue Mana とか《小悪魔の遊び》に謝ってほしい。テストプレイヤーさんたちに、なぜフラッシュバックのほうだけでも修正しなかったのか小一時間問い詰めたい。リミテッドではこれ 1 枚と適当なブロッカーだけで勝てそうなのでタッチしてでも使いたいです。


プレリ前に書いているので「~されそう」と曖昧な物言いが多いのはお許し下さい。このレビューで評価の高いカードが弱かった、低いカードが強かったじゃないか!と、謝罪と賠償を要求するのは本当に勘弁して下さい

以前、「実践的でためになる記事が読みたい」という意見を下さった方がいらっしゃいました。貴重なご意見ありがとうございます。

実戦的でためになる記事は、公式サイトの渡辺プロの記事HAPPYMTG.COM放課後まじっく倶楽部などに素晴らしい記事がありますので、そちらをごらんください。

それでは、機会があれば「実戦的ではない『アヴァシンの帰還』レビュー」でまた会いましょう!


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれたぴんぐぅ @ping3594 は、身体を張ってネタにすることにかけては、千葉では右に出るものはいない、根っからのエンターテイナーです。最近ペリカを支払って地上生活を始めました。

その独特の文章は、SNS で日記を書き綴っていたころから、多くのプロプレイヤーたちのハートをがっちりキャッチ。ひそかなるファンを日本中に増やしていました。危険すぎる下ネタと歯に衣着せぬトークが玉に瑕。取扱注意です。

Posted by LMC Promoters, on 2012/02/07
Last update on 2012/02/07 09:29

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