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The Limits 2011 参戦記 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by Kazushi Yamauchi
LMC Web Magazine

コマシちゃんだと思った? 残念! カズシちゃんでしたー!

……コホン、どうもはじめましての方ははじめまして、そうでない方は今後ともよろしくお願いします、山内です。もはや山内というよりはミラディン軍の方とか白い方とかって言ったほうが LMC 的には正しいのかもしれませんね。

さて、今回僕が寄稿させていただいたのは、『本戦関係の発表が遅い!』とつっこまれたり『なぜクリスマス開催なんだ! これじゃ俺は参加できないだろ!』(←リア充爆ry)と言われたりなど、いろいろ大変だった Finals & Limits に参戦したからに他なりません。

同年代の小松くんも Finals07 準優勝という戦績を持っています。

「あいつに負けたままでたまるか!!」

というわけで、クリスマスに名古屋まで行ってまいりました。非リア充なんでねwwww なん……でね…… orz

1. 《旅の準備》

といってもたいした準備はしていません。ホントに。自分でしたのは、スタンダードのデッキを持っていくことと、モダンに使うかもしれないカードをまとめて持っていったくらいで、移動はみつやすさんに、宿泊はつぼしゅーさんにまかせっきりで、ほとんど他人まかせに《旅の準備》は進んでいくのでした。周りに支えてもらっているなぁと実感する次第です。

ついでにこのとき、スタンとモダンのデッキ考えるのがたいへん(たんにめんどくさいともいう)で、Limits の Top 8 に残ればデッキ考えなくて済むのにーとか思っていました(・ω・`)

■o0O(思えばこの時点でフラグだったのかな・・・)

2. 《静かな旅立ち》

みつやすさんが前日予選、僕が Limits 本戦に出るために 23 日の朝に名古屋に着けるよう 22 日深夜に出発です。行きの車内で「お前は寝ろ!」と何度か言われましたが、結局ほとんど寝ずに、適当な話をしていましたね。モダンの話はそこそこに、始まるのは流していた音楽の話や、マジックを始めた時期について、ラーメンズのネタなどなど、たわいもないことがほとんどです。

『ういろうは 15m離れると……なんだかわかりません!!』

これがまさか通じないとは……。

話のネタが尽きかけ、みんな眠気も増してきたころにはすでに名古屋に着いていました。意外と名古屋って近いのね……。

3. 《ケッシグの狼の地》

会場近くの駐車場にみつやすさんの車を止め、軽く 2 時間ほど仮眠をしたあとで近くの某牛丼チェーンで朝食をとり会場へ。会場に行くとすでに結構な人数集まっていました。しかし参加者を見るとどこかで見たような人たちが多いですね。

無事に受付を済ませた後、ドラフト開始まで時間を待ちます。そういえば今回のリミッツはドラフト 3 回戦のあと、シールド 4 回戦です。先に運ゲー要素の少ないドラフトからなので、実力が試されるといったところでしょうか。

あやのぶさん、あじわいさんとこの仕様について話したり、ドラフトについて話したりしている間に開始時間になりました。

『まずドラフト 3-0、最悪でも 2-1』

とりあえずの目標です。

僕は 5 番卓、運よく 7 人のドラフト卓を引当てることに成功しました。この時点で最低 1 勝は確定です!

しかし、同卓には #かえろかえろのかねぴーさん、そのバックには殿堂入りを果たしたなかしゅーさんがいてピックを追っているようです。別に自分が見られているわけではないのに妙に緊張したのを覚えています。

さて、重要なファーストパックを開封……。

まずは両面カードを見せ合い、特に目立ったレアはなく一安心。《ウルヴェンワルドの神秘家》が多く出ていたくらいですかね。そんななか自分のパックに目を移すと……。

Kessig Wolf Run

《ケッシグの狼の地》!!

ほかには特にめぼしいものもなく喜んでこれをピック。両面で《ウルヴェンワルドの神秘家》が多く出ていたので狼男デッキができそうといった感じの初手ですね。

2 手目《暗茂みの狼》、3 手目《捕食》、4 手目《ハンウィアーの砦守り》と順調に狼男のパーツを集めて行きます。もちろん《ウルヴェンワルドの神秘家》も卓に出ていた 2 枚分確保。残り 4 枚のあたりで《月霧》が残っていて、心の中で小躍りしながらピックしていました。どうやら両面カードでの赤緑主張は通ったようです。

2 パック目で、自分が出した《弱者の師》は流し、《暗茂みの狼》ピックでまっすぐ狼男を目指します。2 手目では、起動しだしたら勝ちといっても過言ではない《異教徒の罰》が流れてきたので上は赤ではない様子。喜んでこれをピック。《エストワルドの村人》を早めに確保したりしつつ 2 パック目は終了。

3 パック目でも相変わらずですね。1 手目でどうしてもあと一枚ほしかった《月霧》を確保し、2 手目では《硫黄の流弾》、3 手目で《アヴァシンの巡礼者》と取っていき、無事赤緑狼男デッキが完成!!

これがそのデッキです。

Draft - The Limits 2011
Draft - Yamauchi Kazushi / The Limits 2011
 1  アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
 1  無謀な浮浪者/Reckless Waif
 2  暗茂みの狼/Darkthicket Wolf
 1  待ち伏せのバイパー/Ambush Viper
 1  エストワルドの村人/Villagers of Estwald
 1  ハンウィアーの砦守り/Hanweir Watchkeep
 2  果樹園の霊魂/Orchard Spirit
 1  残忍な峰狼/Feral Ridgewolf
 3  ウルヴェンワルドの神秘家/Ulvenwald Mystics
 2  灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts

15 Creatures 1 捕食/Prey Upon 1 猛火の松明/Blazing Torch 1 夜鳥の手中/Nightbird's Clutches 2 月霧/Moonmist 1 硫黄の流弾/Brimstone Volley 1 蜘蛛の掌握/Spidery Grasp 1 異教徒の罰/Heretic's Punishment
8 Spells 9 森/Forest 7 山/Mountain 1 ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run
17 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

1、2 マナ域が少ないものの、3 マナ域以降のクリーチャーの線が太いので巻き返すこともできるデッキと思います。レアのうちどちらか引ければそれだけで勝てるレベルのものが 2 枚ありますし、なかなか良いデッキじゃないでしょうか。

1 回戦 Bye 引け!! とか念じていたものの、そんなことはなく普通に対戦者欄に名前がありました。デスヨネー。

1 回戦 白黒タッチ赤 自分の上家だった人

自分で《弱者の師》を流している相手とマッチされてしまいました。

1 本目こちらが後手。相手は 2 ターン目《吸血鬼の侵入者》 3 ターン目《声無き霊魂》と軽快に飛行クリーチャーで攻めてきます。こちらも《エストワルドの村人》《ハンウィアーの砦守り》と並べて応戦するものの、序盤押しこまれていた差を埋めることができず負け。ラストドローが《ケッシグの狼の地》でしたが 2 点足りない(・ω・`)

2 本目は 1 ターン目《アヴァシンの巡礼者》、2 ターン目《エストワルドの村人》、3 ターン目《ウルヴェンワルドの神秘家》、4 ターン目《灰毛ののけ者》と動いて相手のフライヤー軍をサイズで圧倒して勝ち。ブンブンおーつ。

3 本目、相手の 2 ターン目の動きがなく、返しでこちらの《暗茂みの狼》から動いていくものの、3 ターン目《礼拝堂の霊》、4 ターン目《ファルケンラスの貴族》、5 ターン目《霊誉の僧兵》

圧倒的なフライヤー軍。しかも地上は僧兵で止まってしまい、どうしようもなくなり負け。ぐぬぬ・・・orz

2 回戦

さいきょーのがいこくじんの Bye さんとまっちあっぷして、あぶなかったけれどかつことができましたまる

3 回戦 青黒 #かえろかえろの人

1 本目、こちらが 2 ターン目《無謀な浮浪者》、3 ターン目《ハンウィアーの砦守り》、4 ターン目《ウルヴェンワルドの神秘家》と展開。その返し「なにも……できないんだよねー」って、うっひょー! 祭りじゃあああ!!!ヽ(゜∀゜*)ノ

そのまま 3/2、5/5、5/5 の狼の群れが圧殺してくれました。

2 本目、相手の場に《マルコフの上流階級》、やら《村の食人者》やらが並び、こちらも《エストワルドの村人》《ウルヴェンワルドの神秘家》と並べ、変に膠着してしまったものの、除去でクリーチャーの数を減らして、適当アタック→《月霧》!返しの相手パンチをもう一枚の《月霧》! ってごまかして殴りきり勝ち。《月霧》よいつー。しかし、このゲームではやたらミスしていました^^;

そんなこんなで無事最低目標だった 2-1 をクリア! 次はシールド 4 回戦です。

4. 《轟く激震》

まずはチェックパック。しっかし、たしたカードのないパックを毎回チェックする僕←

レアもたいしたものはなく、なんとかデッキにするなら青白のテンポビートにするしかないようなチェックパックでした。これじゃなくて良かったw

そして、正面の人と交換し、ダブルチェックを済ませ、パックを時計回りに回していきます。1 回、2 回、3 回、……と続き、6 回目だったか、ようやく自分の使うシールドプールに御対面です。

まず、番号順にソートされた上から順番に見るのがいつもの癖なので、いつも通りに見て行くと、

白:枚数少ね工エエェェ(´゜д゜`)ェェエエ工!!

青:枚数少ね工エエェェ(´゜д(ry

黒:枚数多い!でも使えるカードね工エエェェ(ry

《夜の衝突》3枚、《陰惨な醜さ》2枚とか・・・(^ω^#)ビキビキ

赤:おっ神話レアある・・・《炎の中の過去》コノヤロウ馬鹿にしてんのか!

緑:お、神話レアフォイルあるー《荒れ野の本質》・・Oh・・・(悪くはないんだけどさ、なんか違うよね(・ω・`))

正直ここまで見てきて絶望していました……。

  ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;; 
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;  リミッツもここで終わり・・・
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゛ 
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>  そんなふうに考えていた時期が
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゛: Y;;f.   俺にもありました
    ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!

マルチ:《オリヴィア・ヴォルダーレン》Foil!!

Olivia Voldaren

うっひょおおおおおおおおおお!!ktkr!!

『諦めたらそこで試合終了ですよ・・・?』by安西先生

つまりはそういうことだったのか!!! 諦めてはいけない!!!!

今まで使えなさそうに見えていたカードがようやく輝きだしたように思います。戻す対象としてまともなものがなかった《グール呼びの詠唱》、呪禁をつけてもたいしたものがなかった《レインジャーの悪知恵》、これらがすべて《オリヴィア・ヴォルダーレン》を盛りたてるカードになった瞬間でした。

3 色デッキになるのが確定的に明らかなので、ここでさらに《旅行者の護符》が 2 枚あったことが生きてきました。『一番より NO.2!』みたいなカードだらけだったのがたった 1 枚、ナンバーワンの存在で見え方が変わってくるのは面白いですね。

そしてできたデッキがこちら!

Sealed - The Limits 2011
Selaed - Yamauchi Kazushi / The Limits 2011
 1  血に狂った新生子/Bloodcrazed Neonate
 1  灰口の猟犬/Ashmouth Hound
 2  暗茂みの狼/Darkthicket Wolf
 2  エストワルドの村人/Villagers of Estwald
 1  片目のカカシ/One-Eyed Scarecrow
 1  ハンウィアーの砦守り/Hanweir Watchkeep
 1  夜明けのレインジャー/Daybreak Ranger
 1  ただれ皮の猪/Festerhide Boar
 1  ファルケンラスの貴族/Falkenrath Noble
 1  オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren
 1  ソンバーワルドの蜘蛛/Somberwald Spider
 1  ガイアー岬の災い魔/Scourge of Geier Reach
 1  ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders

15 Creatures 1 霊炎/Geistflame 2 旅行者の護符/Traveler's Amulet 1 レインジャーの悪知恵/Ranger's Guile 1 グール呼びの詠唱/Ghoulcaller's Chant 1 夜鳥の手中/Nightbird's Clutches 1 収穫の火/Harvest Pyre 1 蜘蛛の掌握/Spidery Grasp
8 Spells 7 森/Forest 7 山/Mountain 3 沼/Swamp
17 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

《オリヴィア・ヴォルダーレン》以外にも《夜明けのレインジャー》や、《ファルケンラスの匪賊》などのボムもありますが、やっぱりオリヴィアは頭一つどころか百くらい飛びぬけて見えますね。いうて 10000 点カードですしおすし。

デッキを組み上げた後、千葉勢同士のデッキを見せ合うと……

「お前は 3 勝して来い!」

それだけのデッキポテンシャルはあるとのことでした。相当励みになりましたね(・ω・´)

ペアリングを待つこと数分、いよいよ残りは 4 回戦です。

4 回戦 緑白赤

1 本目、先手 2 ターン目に《暗茂みの狼》、2 ターン目に《ハンウィアーの砦守り》、4 ターン目《ファルケンラスの貴族》と押しこんでいき、先手の利を生かしそのまま撲殺!

2 本目はお互い展開しあい、膠着。こちらの展開量のほうが多く、少しずつダメージを与えだしたところで、相手は《神聖なる報い》を打たざるを得ない……こちらの場に《ファルケンラスの貴族》がいるけれども(・ω・;)

これで都合 4 点分ドレインしてそのまま《ファルケンラスの貴族》が最後の数点を削りきって勝ち。

5 回戦 緑黒白

1 本目、先手でまたも狼→《ファルケンラスの貴族》の流れでダメージを押し込んでいく。相手のデッキからは狼以上のサイズのクリーチャーが出てこず、そのまま殴りきる。

2 本目は序盤にもたつき、相手に《死の支配の呪い》を張られるものの、《ファルケンラスの匪賊》が止まらない。本当に止まらないまま 1 → 3 → 5 → 7 → 9 と大きくなっていき、勝ち。

終わったあと、デッキのカードを見せてもらうと《血統の守り手》が……。出されなくて良かったw

6 回戦 青黒タッチ白

1 本目、こちら 1 マリガンで初手に《オリヴィア・ヴォルダーレン》。相手が 2 マナと 3 マナで一回ずつ土地がつまり、思うように展開できてなかったこともあり、オリヴィアが間に合った! あとはオリヴィアが除去されずだったので、相手のクリーチャー奪って勝ち。

2 本目、こちら後手で相手 2 ターン目《歩く死骸》こちらは《暗茂みの狼》、相手はさらに死骸、こちらもさらに狼。このダメージレースになるも、こちらが後手分だったのとマナが 4 マナで詰まったことで狼の能力を使いつつ展開することができなくなって捲れず、負け。もっと別のプレイングはあったように思う……。

3 本目相手 1 マリガンのところへ 4 ターン目《オリヴィア・ヴォルダーレン》! しかし相手もただでは終わらない。《静かな旅立ち》でバウンス。再展開→バウンスを挟み、もうないだろうと思って再々展開したところで 2 枚目の旅立ち。再々々展開したところ、今度は《霊捕らえの装置》で撃ち落とされる。こっちもそれだけでは終わらず、《グール呼びの詠唱》で回収。このターンはまだ黒マナが足りず展開できないものの、相手に対処を突き付ける。相手は《霊捕らえの装置》をバウンスフラッシュバックで回収し対処手段を手札に戻す。こちらはそれでもオリヴィアを展開。もちろん緑 1 マナ出せる状態で。相手も分かったようで、苦笑いしつつ《霊捕らえの装置》を出しなおすが……。

Ranger's Guile

これでオリヴィアへの対抗策が尽きたようで、あとは《叱責》だけケアしてオリヴィア無双モードで勝ち!!

7 回戦 ID

最終戦績 5-1-1!!なんとか 3 位で通過することができました(・ω・´)

そして翌日に控えますはオールカード・ロチェスタードラフト。まったくやったことのないフォーマットで、正直経験もなにもない状態です。みんなそんな状態かなぁとか期待してみるものの、どうやら卓の半分は経験者ということで、一歩で遅れた感があります(・ω・;)

まぁなにはともあれ、この日は予選を突破した喜びが大きかったです。

そしてこの日の夜はつぼしゅーさんが予約をしていたお店へ。串カツ、初体験でしたが、うまいのなんのって!

串カツ!

あまい味噌ダレと肉汁の濃厚なうまみが噛んだ瞬間から口の中に広がります! そのうまみが口の中に残っているうちにビールを飲む!! 思い出して書いているだけでもよだれがががが……。

そうして串カツを食べつつ、翌日の戦略について少し話した結果、

『1番席には座るな!』

基本的に言われたことはこれくらいですかね。1 番席に座ったら勝負を諦めて、《瞬唱の魔道士》を取っていいレベルとまで言われました(・ω・;)

僕が考えていたことは、「積極的に色主張したい!」というのと「できれば白緑か青白のビート系にしたい!」ということの二つですね。

前者は、自分の力量では周りに合わせることができないと考えたので自分から主張していってまわりに合わせてもらうほうが得策かと思ったのです。後者は、この環境はみんながめちゃくちゃに強いボムカードを複数持っている状態での対戦になるので、それらのボムカードを使わせず、早めにゲームを決めたいと思っていたからです。対策カードの枚数は限られていますしね。そんなことを考えつつ、つぼしゅーさんの家に行き翌日に備え、Finals 組が最終調整を進めているなか、一人早めに床に就くのでした。

5. 《アヴァブルックの町長》

無事に目ざまし時計にたたき起こされ、寝落ちは回避。しかし、飲むと翌日は確実に襲ってくるんですよ、あいつが。

#pppなう/Ponpon Pain now

朝、緊張とも合わせてトイレにひきこもること 2 回。なんとか ppp を対処して会場へ向けて出発です。

朝起きてからもイニストラードのカードリストを眺めるなどして、ある程度のデッキ構想を考えるも、やはり青白か緑白がやりたいというところです。

そんなこんな考えているうちに会場へ到着。会場はすでに Finals 参加者でいっぱいでした。待つこと数分、Limits Top 8 プレイヤーのミーティングが始まり、いよいよオールカードロチェスターへと移ります。

席の順番は予選ラウンドの上位者から決められるので、僕は 3 番目に選択権があります。

まず 1 位の方が 6 番、2 位が 3 番と座ったあとに僕の選択です。ここで僕は 2 番を選択。これは昨日の夜と今朝考えていたことを合わせて、「《情け知らずのガラク》か、《月皇ミケウス》のどちらかからドラフトしたい」ということからの判断です。そして 4 位が 4 番、5 位が 8 番、6 位が 7 番、7 位が 5 番、8 位が 1 番と席が決まりました。

そのあとはいよいよドラフトスタートです。

1 位の方が《情け知らずのガラク》からスタートしたので、僕の初手は必然的に《月皇ミケウス》となりました。そのあと自分のピックは《ガヴォニーの居住区》《ケッシグの檻破り》《弱者の師》と取っていき、一応狙った通りに緑白のビート系デッキが完成。

All Card Rochester - The Limits 2011
All Card Rochester - Yamauchi Kazushi / The Limits 2011
 1  宿命の旅人/Doomed Traveler
 1  無私の聖戦士/Selfless Cathar
 1  教区の勇者/Champion of the Parish
 1  精鋭の審問官/Elite Inquisitor
 1  修道院の若者/Cloistered Youth
 1  アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest
 2  暗茂みの狼/Darkthicket Wolf
 1  小村の隊長/Hamlet Captain
 2  村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer
 2  礼拝堂の霊/Chapel Geist
 1  弱者の師/Mentor of the Meek
 1  霊廟の護衛/Mausoleum Guard
 1  スレイベンの歩哨/Thraben Sentry
 1  ケッシグの檻破り/Kessig Cagebreakers
 1  月皇ミケウス/Mikaeus, the Lunarch

18 Creatures 1 月霧/Moonmist 1 邪悪の排除/Spare from Evil 2 旅の準備/Travel Preparations 1 勇壮の時/Moment of Heroism
5 Spells 10 平地/Plains 6 森/Forest 1 ガヴォニーの居住区/Gavony Township
17 Land 40 Total Cards

0 Sideboard Cards

細かいピック譜は公式で確認できます。このときはまだあのミスに気が付いていない僕なのでした(・ω・`)

ピック、デッキ構築が終わった後はいよいよ対戦です。僕の対戦相手は 5 番席でドラフトしていた方。赤緑の狼男デッキで、赤のレア狼男 2 種類に、《小悪魔の遊び》《ケッシグの狼の地》などが入ったデッキです。

準々決勝 赤緑狼男

1 本目、相手がダブルマリガンしたのに付け込み、1 ターン目《教区の勇者》、2 ターン目《小村の隊長》、3 ターン目《弱者の師》とずっと展開して、トドメに《月皇ミケウス》も駆け付け勝ち。

2 本目、初手に《ガヴォニーの居住区》と森しか土地がなく、緑の生き物が《ケッシグの檻破り》しかおらず、先の展開に不安を覚えマリガン。しかし、すると 6 枚の中には土地がない。5 枚の中にも土地がない……。結局 4 枚(平地 2 枚《弱者の師》《スレイベンの歩哨》)でキープ。相手は 2 ターン目《村の鉄鍛冶》、3 ターン目《クルーインの無法者》と展開してきてまったく追いつけない。《弱者の師》を出すも、《硫黄の流弾》で除去され負け。

3 本目、こちらが先手になったので期待して手札を確認すると、ランドが無くマリガン。6 枚には平地《ガヴォニーの居住区》《アヴァシン教の僧侶》《礼拝堂の霊》《精鋭の審問官》《小村の隊長》と含まれていたのでこれをキープ。2 ターン目にタッパーを置くまでは予定通り。しかし、ここからいくら引いても土地が引けない……。引けない……。引けない……。としている間に、相手は《クルーインの無法者》を変身させ、こちらのタッパーを《硫黄の流弾》で除去、そしておもむろに《ケッシグの狼の地》セット! 二段攻撃にケッシグはチートやでぇ(;ω;`)

と、なにもできずに負け。

Mayor of Avabruck

……あっさりと 1 没でした。

終わった後、あやのぶさんに「3 手目、なぜ《アヴァブルックの町長》を取らなかったんだ!」と言われ、ここではっと思いだします。「緑白人間ビートなんだから、町長は表のままでもロードとして強いじゃないか!」と。しかも 2 本目のゲーム、初手が《ケッシグの檻破り》ではなく《アヴァブルックの町長》だとしたらキープできていただろうと。ちなみに、あの 2 本目、気になってしまいトップを見てしまったんです。案の定、平地平地と並んでいました(・ω・`)

結果論といってしまえばそれまでですが、キープしていれば勝てる可能性があっただけに本当に悔しかったです。

6.《記憶の旅》

ここから先は、いわゆるあとがきです。

僕の Limits は一没で終了とふがいない結果になってしまいました。とはいえ、ここまで来ることができたというのも自分の実力からすれば良かったかなと思います。なんでもないただの草の根プレイヤーで特別マジックが上手いわけではないですしね。パック運に助けられたといってしまえばそれまでですが(・ω・;)

ですが、この Limits が終わってすぐに「まだマジックがしたい!」と思っていたくらいにマジック好きですし、いつかもっと上にいけるよう頑張りたいと思います。

長い文章となりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

最後に、この名古屋までの旅路で車を出していただいたみつやすさん、宿を提供していただき、他にも飲みのお店を手配してくださったつぼしゅーさん、またこの二人の仲介役となってくれたはぎわらさんにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!

追記: この前、Limits の決勝ラウンドをやりなおしている夢を見ました。もちろんデッキには《アヴァブルックの町長》も入っていましたよ!w


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれた山内くん @shikakkei は、茨城在住の高校生時代から越境参加していた LMC の常連プレイヤーです。いまは神奈川の大学へ進学しましたが、越境参加はあいかわらずです。

同年代の小松くんといつも比べられている自分のポジションに関して「小松くんにだけは負けられない!」と闘志を燃やしているようですが、「キレイな方の小松」「黒くない小松」などと大人勢からは呼ばれているようですが、本人はまんざらでもないようです。

Posted by LMC Promoters, on 2012/01/24
Last update on 2012/01/24 20:21

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