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イニストラード後のスタンダード環境について はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by Takashi Akiyama
LMC Web Magazine

初めましての方は初めまして。お久しぶりの方もいらっしゃるかと思います。あくあこと秋山貴志です。

「あ、まだやってたんだ?」なんて良く言われます^^ たしかに今年に入ってからマジックはあまり触ってなかったのですが、日本選手権から復帰して幸運にも世界選手権のレーティング招待をいただけたので、ただいまモチベ急上昇中です。来月のグランプリ広島も楽しみですね。

さて、そんなわけでイニストラードのフルスポイラーが出てからというものの、ずっと次期スタンダードの研究をしてきたので、この度 MDN で記事を書かせていただくことになりました。自分なりに組んでみた環境に想定されるデッキをかんたんに紹介・解説していきたいと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。

1. 《鍛えられた鋼》デッキ

Tempered Steel - After ISD
 4  メムナイト/Memnite
 4  きらめく鷹/Glint Hawk
 4  信号の邪魔者/Signal Pest
 4  大霊堂のスカージ/Vault Skirge
 4  脊柱の飛行機械/Spined Thopter

20 Creatures 4 急送/Dispatch 4 起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb 4 きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol 4 鍛えられた鋼/Tempered Steel 3 オパールのモックス/Mox Opal 2 キマイラ的大群/Chimeric Mass
21 Spells 12 平地/Plains 4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus 3 激戦の戦域/Contested War Zone
19 Land 60 Total Cards
 3  レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder
 3  ミラディンの十字軍/Mirran Crusader
 3  呪文滑り/Spellskite
 3  倦怠の宝珠/Torpor Orb
 3  忠実な軍勢の祭殿/Shrine of Loyal Legions

15 Sideboard Cards

イニストラードから入ったカード:無し


Tempered Steel

旧スタンダードでも活躍していた《鍛えられた鋼》デッキです。新たに入るカードは単色ではないですが、失ったものが《羽ばたき飛行機械》《鋼の監視者》くらいでほとんどのパーツが現役なので、まだまだ活躍することでしょう。

サイド後は茶破壊・除去てんこもりの厳しい戦いが予想されるので、サイドボードの組み方が大事ですね。

2. 《純鋼の聖騎士》デッキ

Tempered Steel - After ISD
 2  きらめく鷹/Glint Hawk
 4  不可視の忍び寄り/Invisible Stalker
 4  純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin
 2  呪文滑り/Spellskite
 2  刃の接合者/Blade Splicer
 2  粗石の魔道士/Trinket Mage

16 Creatures 1 オパールのモックス/Mox Opal 4 皮剥ぎの鞘/Flayer Husk 4 迫撃鞘/Mortarpod 3 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine 3 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace 1 銀の象眼の短刀/Silver-Inlaid Dagger 1 シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff 2 忘却の輪/Oblivion Ring 2 急送/Dispatch
21 Spells 3 島/Island 8 平地/Plains 4 氷河の城砦/Glacial Fortress 4 金属海の沿岸/Seachrome Coast 4 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus
23 Land 60 Total Cards
 3  レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder
 2  ミラディンの十字軍/Mirran Crusader
 4  マナ漏出/Mana Leak
 3  倦怠の宝珠/Torpor Orb
 2  四肢切断/Dismember
 1  戦争と平和の剣/Sword of War and Peace

15 Sideboard Cards

イニストラードから入ったカード:《不可視の忍び寄り》《銀の象眼の短刀》


Invisible Stalker Puresteel Paladin

続いては同じアーティファクトデッキでも軸の違った《純鋼の聖騎士》デッキです。こちらもプロツアー名古屋で活躍していましたね。

《不可視の忍び寄り》はこのデッキのために生まれたようなカードでとても強力です。もちろん装備品で強化してあげないと貧弱なので、装備品がたくさん入る《純鋼の聖騎士》デッキにはうってつけ。今までは《純鋼の聖騎士》を引かないと弱いデッキでしたが、《不可視の忍び寄り》がそれを解決! 《戦争と平和の剣》を背負えば簡単マジックのでき上がりです。

このデッキに入ると思われる《聖トラフトの霊》ですが、当初メインに入っていましたがいまいちでした。たしかに装備品をつければ強力なのですが、あまりにテンポが悪いうえに、意外と本体が止められてしまうんですよね。ガンガン攻めるデッキでもないので、ディフェンスにも定評のある《刃の接合者》を優先しました。

3. 《出産の殻》デッキ

Birthing Pod - After ISD
 4  アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
 4  極楽鳥/Birds of Paradise
 2  幻影の像/Phantasmal Image
 1  ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary
 2  刃の接合者/Blade Splicer
 1  ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter
 1  スカーブの殲滅者/Skaab Ruinator
 1  悪鬼の狩人/Fiend Hunter
 3  真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
 1  石角の高官/Stonehorn Dignitary
 1  ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph
 3  酸のスライム/Acidic Slime
 1  剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff
 1  正義の執政官/Archon of Justice
 2  太陽のタイタン/Sun Titan
 1  ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
 1  大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite

30 Creatures 4 出産の殻/Birthing Pod 2 情け知らずのガラク/Garruk Relentless 2 滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner
8 Spells 7 森/Forest 2 平地/Plains 1 島/Island 4 内陸の湾港/Hinterland Harbor 4 剃刀境の茂み/Razorverge Thicket 2 金属海の沿岸/Seachrome Coast 2 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove
22 Land 60 Total Cards
 2  呪文滑り/Spellskite
 1  ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter
 4  機を見た援軍/Timely Reinforcements
 3  帰化/Naturalize
 2  忍び寄る腐食/Creeping Corrosion
 2  ミミックの大桶/Mimic Vat
 1  シルヴォクの模造品/Sylvok Replica

15 Sideboard Cards

イニストラードから入ったカード:《悪鬼の狩人》《スカーブの殲滅者》《情け知らずのガラク》《内陸の湾港》


Garruk Relentless (Garruk, the Veil-Cursed)
Skaab Ruinator

《定業》《森のレインジャー》《海門の神官》を失って安定性に欠けてしまった《出産の殻》デッキですが、デッキパワーは健在。デッキの自由度が非常に高く、新たなエキスパンションが出るごとに強化されるので変わらずトップメタに君臨し続けるでしょう。

ガラクはただ強。表の除去はもちろん、裏のサーチがエグいですね。

《悪鬼の狩人》は殻のサクリファイスと相性は良くないですが、トークンを除去ったり《太陽のタイタン》で帰ってくると凄いです。《スカーブの殲滅者》は 3 マナのゴール地点として破格のサイズ。帰ってくることは意外と少ないですが、グダグダになったときに帰ってきてゲームを決めてくれます。

4. 赤単スライ

Sligh - After ISD
 4  ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist
 4  ゴブリンの投火師/Goblin Fireslinger
 4  トゲ撃ちの古老/Spikeshot Elder
 4  ゴブリンの酋長/Goblin Chieftain
 4  ゴブリンの戦煽り/Goblin Wardriver
 4  オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge

24 Creatures 4 電弧の痕跡/Arc Trail 4 ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade 4 火葬/Incinerate 1 槌のコス/Koth of the Hammer
13 Spells 21 山/Mountain 2 激戦の戦域/Contested War Zone
23 Land 60 Total Cards
 4  躁の蛮人/Manic Vandal
 4  燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage
 4  戦争と平和の剣/Sword of War and Peace
 3  四肢切断/Dismember

15 Sideboard Cards

イニストラードから入ったカード:無し


Goblin Grenade

《ゴブリンの先達》《燃えさし運び》《稲妻》《ゴブリンの奇襲隊》

落ちたカードが痛すぎる……。そしてイニストラードの赤が弱すぎ。まぁそれでも《ゴブリンの手投げ弾》のカードパワーで押し切っちゃうこともしばしば。甘く見てるとやられるので、最低限のガードは 75 枚のうちに入れておいた方がいいでしょう。

5. エスパーコントロール

Solar Flare 2011 - After ISD
 2  瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
 2  幻影の像/Phantasmal Image
 2  真面目な身代わり/Solemn Simulacrum
 2  太陽のタイタン/Sun Titan
 1  墓所のタイタン/Grave Titan

9 Creatures 3 忘却の輪/Oblivion Ring 3 審判の日/Day of Judgment 2 破滅の刃/Doom Blade 1 四肢切断/Dismember 1 堀葬の儀式/Unburial Rites 4 マナ漏出/Mana Leak 4 禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy 3 熟慮/Think Twice 2 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura 2 ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
25 Spells 4 平地/Plains 4 沼/Swamp 2 島/Island 4 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel 3 闇滑りの岸/Darkslick Shores 3 水没した地下墓地/Drowned Catacomb 3 金属海の沿岸/Seachrome Coast 2 氷河の城砦/Glacial Fortress 1 幽霊街/Ghost Quarter
26 Land 60 Total Cards
 4  機を見た援軍/Timely Reinforcements
 2  神への捧げ物/Divine Offering
 2  漸増爆弾/Ratchet Bomb
 2  瞬間凍結/Flashfreeze
 2  天界の粛清/Celestial Purge
 1  存在の破棄/Revoke Existence
 1  生命の終焉/Life's Finale
 1  外科的摘出/Surgical Extraction

15 Sideboard Cards

イニストラードから入ったカード:《瞬唱の魔道士》《ヴェールのリリアナ》《禁忌の錬金術》《堀葬の儀式》


Snapcaster Mage Liliana of the Veil Forbidden Alchemy Unburial Rites

帰ってきたソーラフレアこと、エスパーコントロール。今回のド本命です。いまはこれの調整をメインにしてます。

軸となるカードは《禁忌の錬金術》。環境のドローが弱くて悲しいなーと思ってましたが、このカードは宇宙。かの相棒、《強迫的な研究》を越えた。

たとえば、3 ターン目にこれを撃って、《太陽のタイタン》《ヴェールのリリアナ》《堀葬の儀式》《平地》とめくれたらアヘ顔ダブピーもの。タイタンの餌や《熟慮》がめくれれば儲けものです。オマケにフラッシュバックつきでマナフラッドも防止と至れり尽くせり。

さらに新加入されたティアゴ・チャンこと《瞬唱の魔道士》もデッキに合っていて強いすね。《マナ漏出》《破滅の刃》《四肢切断》《審判の日》を使いまわして、2/2 と相打ちは偉い。《禁忌の錬金術》でライブラリを削るので、餌に困ることはそうそうありません。《太陽のタイタン》で帰ってくるのもかわいいです。

そして、イニストラード最注目カード《ヴェールのリリアナ》。単純に強いカードなのは間違いないのですが、ディスカードのディスアドバンテージを逆に利用しやすいこのデッキではかなり強力。エディクト能力ももちろん強い。《太陽のタイタン》で帰ってくry

デッキ全体がシナジーの塊で、アドバンテージも取れて、カードパワーも高いし、使っていて楽しい! 日本人好みなデッキだと思います。


大分長くなってしまいましたが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。ありきたりな内容なところも多かったですが、お付き合いいただきありがとうございました。

Have a nice MTG life !!


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれた秋山くんは、一時期どっぷりとつかっていたマジックからしばらく離れていたと思ったら、いつの間にかスパIVで日本トップランカーになってました。なんぞ。彼の配信している生放送は多くのファンが楽しんでいます。

いろいろかみ合って日本選手権でマジックに復帰したら、そのまま世界選手権にも参加できそうだということで、もっかマジック熱が再燃しているようです。いいことや。

これからも記事が読めるといいなあ、という人はリクエストを!

Posted by LMC Promoters, on 2011/09/29
Last update on 2011/09/30 15:30

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