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イニストラード 色別レビュー:黒 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by Chasm
LMC Web Magazine

はじめまして。LMC 常連の Chasm ことちゃずむです。シルバーアクセサリーをジャラ付けしたゴシックテイストの服装の女という、イロモノ集団の中でもより際立ったイロモノとして LMC の末席を飾っております。

イニストラードのカードレビューをやりましょうと某 LMC の貴公子が音頭取りをしていたのですが、「ちゃずむといえばゴシック、ゴシックといえばちゃずむ! ゴシックテイストにあふれたイニストラードでレビューをしないなんてありえない!」というワケの分からない義務感と衝動に駆られて手をあげて、黒のカードのレビューを担当することになりました。

ヒネった内容にしてもスベったら恥ずかしいので、普通にレビューしました。それではどうぞ。

コモン


Altar's Reap

新しい黒のドローカード。色拘束が緩くなって、インスタントタイミングで使用できるようになったものの、デメリットが重くなった。陰鬱能力とか、一部の白の生物の能力とかみ合うけれど、エクテンやモダン環境では《血の署名》の方を採用したいなぁ。


Brain Weevil

いちおう回避能力が付いているので殴れることは殴れるけど、コイツにアタッカーとしての性能を求めたくない。生け贄にささげた時の《精神腐敗》の効果を期待しようとしたら、ソーサリータイミングでしか使えない。ああ、イライラする。


Bump in the Night

フラッシュバック付き 3 点火力。※ただし、本体に限る。

プレインズウォーカーに撃つ方法もないことはないけど、こんなのを撃つよりも普通にクリーチャーで殴るべき。


Corpse Lunge

黒の標準的な火力。3 マナなので、最低でも 3 点は与えたいところ。《マルコフの上流階級》辺りがベスト。


Curse of Oblivion

アップキープに墓地のカードを 2 枚ハネる呪い。フラッシュバック付きのカードが使えなくなるのは相手にとって残念だけど、そこまで痛手になることはない。そして自分にも何ももたらさない。使ったら、多分、デッキにこんなカードを入れた自分の記憶を消したくなると思う。


Dead Weight

《見栄え損ない》のエンチャント版。持続性はあるけど奇襲性がない。リミテッドでは貴重な黒の除去として重宝されるだろう。


Ghoulcaller's Chant

《墓暴き》の上位互換。戻すものはゾンビでなくても問題ないけど、2 枚戻せる方がお得感が大きい。


Ghoulraiser

3 マナ 2/2 の標準サイズなので無駄にはならないけど、墓地のゾンビカードをランダムチョイスなのがちょっと残念。《グレイブディガー》のことを考えると贅沢な話ではあるのだけど。


Gruesome Deformity

威嚇を付けるオーラ。はい、次。


Manor Skeleton

《蠢く骸骨》の亜種。再生コストが増えて速攻が付いた。出てきたターンにそのまま殴りに行けるけど、相手がクリーチャーをコントロールしている状況で、再生用のマナを確保できなければただの犬死になため、そのまま立ちんぼになってしまう。数あるスケルトン亜種の中でも弱い部類。


Markov Patrician

どっかの誰かの血族のようです。《夜の子》の上位互換?

せっかくのパワー 3 と絆魂持ちなのだから、《継ぎ当ての翼》あたりで回避能力をつけてバシバシ殴ろう。


Maw of the Mire

黒の土地破壊、イニストラード・バージョン。《涙の雨》とか《汚れ》を再録しろとは言わないけど、もうちょっとヒネって欲しいと思う。


Night Terrors

《思考囲い》をイニストラード風にいじってコスト調整した感じ。早い段階で相手の抱えるヤバいカードを落とせるのが《思考囲い》の良かった点だったのに、その魅力が無くなってしまった。これが撃てるような段階ならば、ピンポイントでハネるよりも《精神腐敗》でまとめて落としたほうが強い。


Rotting Fensnake

《ドロスのクロコダイル》同型再販。ティムがほとんどいないエキスパンションなので、そこまで使えないわけでもなく、むしろ回避能力を持たれると意外と笑えない状況になる。他にめぼしいものがいないようならば、デッキ投入の余地はある。


Skeletal Grimace

クリーチャーを骸骨化させる、黒にしては珍しく防御的な効果のオーラ。トランプル持ちやフライヤーに付けて何も考えずに殴るのが正しい使い方。


Stromkirk Patrol

《ゾンビの大巨人》の上位互換。うまく攻撃が通ればスリス能力でサイズが成長して終盤のアタッカーとして活躍できる。イニストラード世界での 4/3 は意外と大きく、死ににくい。《腐敗した沼蛇》の後に出てくると結構うんざりできる。


Typhoid Rats

1 マナ 1/1 の標準的なクリーチャー。接死持ちなので、中盤以降はチャンプブロッカーとして活躍してくれる。ちなみに「チフスは細菌感染症の一種で、腸チフス・パラチフス・発疹チフスの総称(狭義には腸チフスとパラチフスの 2 種を指す)」だそうです。


Vampire Interloper

《夜の子》に続く吸血鬼特攻隊の二番手。さすがに《恐血鬼》の抜けた穴を埋めるには力不足ではあるけど、構築でも採用に値する性能。


Victim of Night

スタンダードなら《喉首狙い》《破滅の刃》とあるので、その間を埋めるように使われる印象。イニストラードだけの話になると、挙げられた種族は白以外の 4 色にまんべんなく存在しているし、コストの Black ManaBlack Mana のせいで使い勝手が良いのかちょっと疑問。


Walking Corpse

黒い熊。ションボリと歩く姿がなんとなくかわいい。

アンコモン


Abattoir Ghoul

殴って良し、守って良しの 4 マナクリーチャー。黒にしては珍しく色拘束やデメリットがないので、リミテッドの戦場でその包丁捌きを心ゆくまで披露してくれることでしょう。


Bitterheart Witch

呪いカードをライブラリーから直接引っ張るクリーチャー。イニストラードに収録されている呪いカードの数は、青に 1 枚、黒に 2 枚、赤に 3 枚となっており、大半の呪いカードのコストはコイツのマナコストよりも軽く、めぼしい効果のカードはほとんど無いので、現時点ではコイツの出番は残念ながら無さそうです。

《苦心の魔女》の次回エキスパンションの活躍にご期待下さい。


Diregraf Ghoul

《カーノファージ》《吸血鬼の裂断者》に次ぐ新しい 1 マナ 2/2 の黒生物。初めて見たときはレアリティが違うだけでデメリットも軽くなるのかと驚いたものです。

ただ《歩く死骸》が収録されてるエキスパンションと一緒にこいつを収録するのはどうかと思うのあたし。


Disciple of Griselbrand

クリーチャーをライフに変換するクリーチャー。能力はマナさえあれば何回でも使えるので、陰鬱能力や《ファルケンラスの貴族》との相性は良好。


Falkenrath Noble

《カラストリアの貴人》に近いドレイン能力を持つ吸血鬼。《カラストリアの貴人》よりもドレイン能力は落ちてるしコストも重いけど、誰が死んでも能力は誘発するし、コイツ自身も飛んで殴れるようになったのは嬉しい。

ゾンビトークンを量産してから《貪る大群》《選別の高座》を使ってドレインするのがおいしい。


Moan of the Unhallowed

コストはちょうど《歩く死骸》 2 匹分。陰鬱用のエサや、もしもの時の頭数増やしにどうぞ。


Morkrut Banshee

陰鬱能力で対象の生物に -4/-4 修正。リミテッドでは貴重な除去兼アタッカーですが、能力的にもコスパ的にも《皮裂き》の方が優秀なだけに物足りない。


Screeching Bat (Stalking Vampire)

いろんな創作に登場するステレオタイプな吸血鬼を、そのままカード化したようなクリーチャー。変身後のスペックが 5/5 バニラで、変身に掛かるコストもお高めなので、いきなり変身はちょっとないか。


Tribute to Hunger

《悪魔の布告》上位互換。《ミラディンの十字軍》といったプロテクション持ちなどを殺せるため、構築では《夜の犠牲》よりも使用頻度が高そう。


Unburial Rites

新しいリアニ。少数いたらしい黒混じりバージョンの《出産の殻》デッキでの採用が見込まれる。フラッシュバックコストがなぜか白いけど、可能であるならば色を散らしての使用が好ましい。


Village Cannibals

人間が死ぬと強化される人間。イラストとフレイバーテキストが生々しくて良い。人間のクリーチャータイプを持つ生物は多く、タフネス 2 と意外と殺されにくいのでがんばればそれなりのサイズまで成長する見込みはある。

レア


Bloodgift Demon

《ファイレクシアの闘技場》能力がくっついたデーモン。クリーチャー単体としても 5 マナ 5/4 飛行と値ごろ感があって好感が持てる。まんがいち自分自身のライフが危なくなった場合は、相手に引かせてしまうこともできるので押し切れそうな時のダメ押しとして使えなくもない。

双頭巨人戦では、手札の尽きた味方にカードを引いてもらうと良い。


Bloodline Keeper (Lord of Lineage)

ドヤ顔がステキなヴァンパイアロード。オトモが 4 体いれば任意のタイミングで変身可能。両面ともに本人自身の戦闘力が高いけど、トークン量産目的で使うのでずっと立ちんぼのままなのが寂しい。


Curse of Death's Hold

スタンダード環境では、《黒の太陽の頂点》があるので活躍の場があまり無く肩身が狭い。


Endless Ranks of the Dead

ゾンビ量産エンチャント。手持ちのゾンビ÷2 の数だけ出てくるので、それなりの数のゾンビを融通する必要がある。《ゾンビの横行》などを併用してたくさん増やしたい。


Heartless Summoning

クリーチャーを安価で呼べるエンチャント。デメリットはクリーチャーの弱体化。いまの構築環境で使えるのかは分からないけど、モダンのヒバリデッキ辺りで色々悪いことができそう。


Sever the Bloodline

《復讐蔦》のようなしぶとく場に戻ってくるようなクリーチャーに対して効果的な除去。ただ、同名のクリーチャー「すべて」なので、自分のクリーチャーも巻き込まれる点に注意。


Skirsdag High Priest

飛行持ちの 5/5 デーモンを毎ターン召喚できる(可能性のある)クレリック。量産体制を整えるにはコイツを含めた都合 3 体のタップ用の生物と、陰鬱のトリガーが必要なので、恐ろしく手間がかかる印象。

とはいえ、出て来るモノが優秀なので機会があればデーモン量産を狙うことも可能。


Unbreathing Horde

ジャッジメントで登場した幻影クリーチャーのようなメカニズムを持ったゾンビ。ダメージでは死なないので、タフネスを強化する装備品を持たせてあげると、得物によってはゾンビ無双状態になる。

神話レア


Army of the Damned

8 マナで 2/2 が 13 体登場する超豪快なソーサリー。見た目のインパクトだけなら他のファッティにも引けを取らない。これだけ大量に生物が出てくればラスゴで一網打尽にされない限り盤面もひっくり返せるものよ。


Liliana of the Veil

+1 は、《心鞭スリヴァー》の能力。

-2 は、《チェイナーの布告》

-6 は《行動か死か》の効果を全パーマネントにした版。

能力の強い弱いに関わらず、マナコストの安いプレインズウォーカーはそれだけで使用価値がある。+1 をメインに -2 を使うのが基本かな?


Reaper from the Abyss

6 マナ 6/6 飛行と戦闘力はぴか一。陰鬱能力は、ターン終了時にデーモンでないクリーチャーを破壊する。能力の処理は強制&自分のクリーチャーも対象に取られる……と、微妙に融通が効かないので、クリーチャーを殺しすぎて自分のクリーチャーが陰鬱能力に巻き込まれないように注意。


おわりに

イニストラードの黒は、ライフ回復の効果を持つカードが意外と多いのと、クリーチャーがあまりアグレッシブでない子が多いのが印象的でした。あと、吸血鬼の数。赤に比べて少ない。

これを書いているのがプレリリーストーナメントの前であるため、カードの評価と実際の使用感が違ってくることがあるかもしれませんが、そこは一個人の評価だったり、使用前・使用後のイメージとして流していただけると助かります。

拙文ではありますが当レビューを読んでいただきありがとうございました。


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれたちゃずむ @DeadlyChasm さんは、筋金入りのリミテッダーからなんでも遊ぶオールラウンダーにジョブチェンジした女性プレイヤーで、こっそりとチャンピオンシップが始まる以前からの常連さんです。

朝から大会して午後からドラフトして夜は打ち上げに行って、たまのグランプリには遠征して遊ぶという、由緒正しき LMC ライフを楽しんでいる LMC 勢の一人ですね。いつもスタッフやプレイヤーにスイーツを差し入れてくれてありがとうございます。

Posted by LMC Promoters, on 2011/09/28
Last update on 2011/09/29 14:59

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