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草の根プレイヤーの、はじめての日本選手権! 後編 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by Harunobu Takeda
LMC Web Magazine

こんにちは、武田です! 大長編となってしまった前回に引き続き、日本選手権レポートの後編をお届けしていこうと思います。

今回も前回に負けず劣らず長めではありますが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。それでは、さっそく日本選手権 2 日目からスタート!

日本選手権 2 日目(17 日)

「おっはよ~!早くしないと遅刻するわよ!ビリビリ」という目覚ましで起床する一同。なんてすがすがしい朝でしょう。土師くんの家から中ふ頭まではおよそ 50 分、6:30 に目覚めてからシャワーを浴び、途中コンビニで朝食を買って一路インテックス大阪を目指します。

会場に着くとすぐにドラフトポッドの席順が掲示されました。初日を 22 位で折り返した僕は第 3 ポッドで、同卓には三田村さんや高橋優太さんをはじめとするプロプレイヤーがわんさか。ぶっちゃけ僕だけだれやねん状態です(笑) まあここまできたら体当たりでぶつかるだけですね。いざドラフト!

1-1 は幸運にも《ギデオン・ジュラ》! 否が応でも白をやらざるをえません。そこから《平和な心》《グレイブディガー》といったカードをピックしていき白黒路線を目指します。途中で《組み直しの骸骨》《ロック鳥の卵》を取っていたのですが、これらと相性のいい《小悪疫》を一枚もピックしなかったのはミスでした。

といっても、ピック中はまるでこのシナジーに気づいていなくて、後でマッチアップする三田村さんに教えてもらったんですけどね。点数の低いカードだったのでシナジーを考えずに流してしまったのは、とってももったいなかったです。やっぱり勉強がたりないなあと痛感させられました。

そんなミスもありましたが、できたデッキはコチラ!

2nd Draft - Takeda Harunobu / 2011 Japan Nationals
 1  嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus
 1  鎧の軍馬/Armored Warhorse
 1  組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton
 1  出征路のグール/Warpath Ghoul
 1  ロック鳥の卵/Roc Egg
 1  漂う影/Drifting Shade
 1  石角の高官/Stonehorn Dignitary
 1  突撃するグリフィン/Assault Griffin
 1  グレイブディガー/Gravedigger
 1  センギアの吸血鬼/Sengir Vampire
 2  流浪のグリフィン/Peregrine Griffin
 1  包囲マストドン/Siege Mastodon

13 Creatures 1 歯止め/Stave Off 2 肉体のねじ切り/Wring Flesh 2 平和な心/Pacifism 1 困窮/Distress 1 忘却の輪/Oblivion Ring 1 精神腐敗/Mind Rot 1 魔性の教示者/Diabolic Tutor 1 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
10 Spells 9 平地/Plains 8 沼/Swamp
17 Land 40 Total Cards
 2  災難の瀬戸際/Brink of Disaster
 1  闇の好意/Dark Favor
 1  先兵の精鋭/Elite Vanguard
 1  啓蒙/Demystify

5 Sideboard Cards

《ギデオン・ジュラ》はいるものの、1 回目のドラフトに比べるとあんまり良くないできです。序盤をさばくカードが少ないのと、ダブルシンボルを要求するカードが多いのが難点ですね。もしかしたら土地を 18 枚にしたほうが良かったかもしれません。

Round 8 白緑ファッティ(SaIさん) ××

SaI さんは僕がやっている DiaryNote でお気に入り登録をしている関東のプレイヤーで、一緒に千葉一次予選を抜けてイチャイチャしてた方です。お互いに「初戦があんたでよかった」と言い合っていました(笑)

ゲームは 2 本とも《始源のハイドラ》が強すぎて敗北しました。除去できるカードが都合 5 枚入っているのでどれかを引ければよかったのですが、土地にまみれてしまい GG。

Round 9 赤緑ビート(三田村さん) 〇〇

1 ゲーム目は《困窮》《暴走するサイ》を落としたら、三田村さんが後続のクリーチャーカードを引かず、適当にクリーチャーを並べて勝利。

2 ゲーム目は再度 4 ターン目に《困窮》からスタートして、

という手札から、悩んだすえに《戦嵐のうねり》を落として、返しに《稲妻の精霊》に殴られる展開。「まあブロッカーくらいいるでしょ?」と言われるも、5 マナのクリーチャーしか手札になく土地が 4 枚でストップしている僕は、「ないんですよね」と言いながら虎の子の《平和な心》を張らざるをえず。

無事に土地が伸びた後は、把握していた手札を一枚ずつ使ってもらうような動きしかとれませんでしたが、幸いにも後続のフライヤーがしっかり引き込めて地上を《石角の高官》で蓋をして勝利することができました。

Round 10 白赤タッチ黒《神盾の天使》 ×〇×

このラウンドの敗因は《速足のブーツ》です。こちらにクリーチャーがなにもいない状況だと、ものすごい速さでライフを詰められます。温存せずにさっさと《忘却の輪》を使うべきでした。この読み違いがなければ 2 敗ラインに踏みとどまれたので、本当に悔しかったです。


ということで 7-3 で最後のスタンダード 4 ラウンドに臨むことになりました。

Round 11 緑白ビートダウン(黒田正城さん) 〇××

1 ゲーム目は《召喚の罠》から《引き裂かれし永劫、エムラクール》で勝利。2 ゲーム目は初手から土地が伸びず 3 ターン目《刃砦の英雄》で GG。

3 ゲーム目は接戦になって、2 ターン目に出された《ミラディンの十字軍》と先手 3 ターン目に出した《強情なベイロス》ですれ違いの殴り合いをしてお互いライフが減っていき、途中《戦隊の鷹》で 2 枚サーチされて手札は 3 枚。ライフ 1 の状況でブロックできない《ミラディンの十字軍》に殴られたところで《召喚の罠》。そこでめくれたのは《無限に廻るもの、ウラモグ》! これで《ミラディンの十字軍》を討ち取って、返しの滅殺とトップ次第では挽回できるという盤面まで持っていくも、《戦隊の鷹》だけだと思っていた 3 枚の手札からプレイされたのは、既知の外からの《未達への旅》。これで《無限に廻るもの、ウラモグ》をさばかれてしまい、何もなければ次のターンに殴りきられてしまう状況に……。

しかし、手札には 1 枚挿しされた《ペラッカのワーム》が。そして戦場には合計 6 マナが。アンタップインの土地さえ引ければ……!!

ドロー!!

Halimar Depths

ですよねー。

Round 12 ボロス 〇〇

1 ゲーム目は大量のクリーチャーを並べられて《肉体と精神の剣》まで出てきてライフ 1 まで追い詰められるも、《ウギンの目》経由の《ワームとぐろエンジン》 2 連打で無理やり盤面を持たす。その後《原始のタイタン》《無限に廻るもの、ウラモグ》と並べる機会を得てスラップビートできて勝利しました。この時点で残り 25 分、かなり時間を消費してしまいました。

2 ゲーム目は打って変わって《強情なベイロス》連打から《召喚の罠》にうまくつなげられて快勝しました!

Round 13 青黒コントロール(有田さん) 〇×〇

1 ゲーム目は《草茂る胸壁》3 枚から《原始のタイタン》に繋げて勝利。2 ゲーム目はハンデス・除去・アドバンテージエンジンと綺麗に並べられて圧敗。

問題は 3 ゲーム目で、これがこの日一番ダメな試合でした。《無限に廻るもの、ウラモグ》を巡る能力の解決忘れを 2 つも犯してジャッジから警告を貰ってしまったり、受身に回らずちゃんと立ち回っていれば状況が好転していたというミスを何度もしてしまいました。最後は破れかぶれの攻撃がたまたま通って勝ちましたが、同じことを 10 回やったら 10 回負けていたと思います。

先の 2 ラウンドで難しい盤面で長時間考えていたせいで完全に集中力が切れてしまっていました。長時間戦い抜く体力を養うのもプレミアイベントで勝ち抜くには必要な条件ですね。

Round 14 青白コントロール(中村修平さん) ID

とりあえず順位を見に行くと、周りの同ラインプレイヤーがガチンコしてれば ID で賞金圏内との説明をいただいたので、Round 13 で集中力が切れていた僕は ID をすることにしました。

ちょっと体力の限界でしたね。いままで「なんで Top 8 だけ翌日にやるんだろう?」と疑問に思っていましたが、今回の一件でその理由が良くわかりました(笑)


ということで最終結果は 9-4-1 の 31 位で、僕のはじめての日本選手権は幕を閉じました。はじめての日本選手権でマネーフィニッシュできたのは実力からしたら十分すぎる結果ですね。

でも、個人的にはマネーフィニッシュで嬉しい気持ちよりも、ミスプレイで負けてしまった試合のことを思い出して悔しい気持ちのほうが強いです。来年はもっと勝てるように強くなりたいです。きっかけはちょっとしたことでしたが、すごくいい経験になりました。やっぱりマジックはおもしろい!


本選終了後は、足利さん、土師くんに加えてパティシエ料理人系プレイヤー原田さんを加えて三度ショッピングモールに突撃して焼肉屋へ。この焼肉屋が大当たりで、120 分食べ放題が 2,600 円! 肉だけでなくご飯・スープ・アイスまで食べられるなんてハッピー! しかも肉がまた美味しいんです! プロの料理人の原田さんも「この値段でちゃんとした肉が食べられるとは……」と唸っていました。

その後は「明日はたこ焼きを食べ散らかそう!」と予定を決めて解散。サマーウォーズを観賞しながら「桜庭ななみちゃん!」と連呼して夜は更けていくのでした。

今度こそ大阪観光!(18 日)

「あ、あんたのために起こしてあげたわけじゃないんだからね!」という目覚ましで起床する一同。最後まですがすがしい朝でした。2 日間お世話になった土師くん宅に別れを告げて、一路なんばを目指します。

今日の目標は「たこ焼きを食べ散らかすこと!」なので、道頓堀付近でたこ焼き屋に突撃しますが、なんとこれがどこもかしこも長蛇の列。いえ、ぜんぜん並んでいないお店も何軒かあるのですが、怖すぎますよね(笑)

さて、まずは並んでもいいから美味いもんを食べようということで、土師くんオススメの「わなか」へ。店先には 10 人くらい並んでいましたが、マジックの話をしてたらあっという間に僕らの番に。みんなマジックが大好きです。何種類かメニューがあったのですが、わからなかったので 4 種類 2 個ずつというセットを 4 人とも注文しました。一口入れるとこれがまた美味い! 外は薄皮がカリッカリに揚がっていて、中はとろーりとろけて口の中でなくなっちゃいます。さすが現地人オススメの一品! これじゃあチェーン店のたこ焼なんて食べられなくなっちゃいます。千葉勢はある事情から舌が肥えることに定評があるのですが、貧乏学生には諸刃の剣ですね……。

honten02.jpg

続いては「くくる」。ここでは明石焼き・大入りたこ焼・山芋たこ焼・びっくりたこ焼をオーダー。それぞれ四分の一ずつシェアすることに。で、このびっくりたこ焼なんですがね、たこの足が突き刺さってます。隠しきれてません。味も美味でたいへんよろしゅうございます。

続いては……といきたいところですが、原田さんを除く 3 人はおなかいっぱいになってしまい、ここで打ち止め。その後クレープを食べてみんな満足した後、「マジックプレイヤーなんだからカードショップいくか?」という土師くんの一言で、ちょっと離れたところにあるカードショップへ。このお店がなかなかマジックプレイヤーで繁盛していて、デュエルスペースは込み合っていました。そこで大阪のプレイヤー 2 人組の方と相席のついでに勝負をお願いしてみました。4 ゲームほど対戦して勝率は 5 分。《かごの中の太陽》からの《引き裂かれし永劫、エムラクール》がお洒落なデッキでした。

そんなことをしていると帰りの新幹線の時間に。お土産を購入してダッシュでホームへ。途中二人とはぐれて焦りましたが、無事に乗車できました。帰りの車内でも当然マジック。やっぱりみんなマジックが大好きです。そうして帰路につきました。

旅のまとめとお礼

はじめての日本選手権はとても充実したものとなりました。これも協力してくれたたくさんの方々がいてくれたおかげです。特に常日頃からお世話になっており、今回はとてもご助力してくださった義さん、旅程を決めてくれたタイキ、こころよく泊めてくれた土師くん、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!

日本選手権に参加して改めて思ったことは、マジックは人と人を繋げるソーシャルゲームだということです。楽しくマジックをするには楽しむ仲間が必要です。もしマジックで旅をしたことがないという方がいらっしゃったら、ぜひ仲間同士で参加したらいいと思います! そんな仲間がいないなら、ぜひ LMC に来てください。僕はもちろん LMC 勢みんなで歓迎してくれると思いますよ!

それでは長くなりましたが、はじめての日本選手権レポートを終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれた Aokage こと武田くん @akatukitoaokage は、「はるじ」の二つ名でかわいがられている LMC の常連プレイヤーです。一時期はマジックとサークル活動の二足のわらじを履くのにたいへんそうでしたが、最近はサークルを引退したようで、かなりマジックへオールインのご様子。

以前のはるじのポジションは愛すべき LMC のマスコットだったのですが、最近はその役目を小松くんに奪われてしまいました。しかたない、若さだけでは戦っていけませんからね。

Aokage のブログ:男もすなる日記というものを…

Posted by LMC Promoters, on 2011/08/17
Last update on 2011/08/17 10:35

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