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草の根プレイヤーの、はじめての日本選手権! 前編 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by Harunobu Takeda
LMC Web Magazine

はじめまして、武田と申します。今回はじめて日本選手権の権利をとって、初参加してきましてそのレポートを MDN に投稿させてもらうことになりました。

ちょっとだけ自己紹介しますと、僕は珍妙なコンボ(シナジー?)を愛するどこにでもいる草の根プレイヤーです。「既知の外から攻める系のデッキ」が大好きです。「テキスト読んでいいですか?」の一言たたまらないんですよね。この前は《覇者、ジョー・カディーン》《忠実な軍勢の祭殿》を主軸にしたコントロールビートなデッキで LMC に挑戦しましたが、カウなんちゃらとかいうグッドスタッフにもてあそばれて貫禄の 0-4 する程度の実力です。その日の瞬間最大風速は、ラウンド 1 で後ろから観戦していた S さんがニヤニヤしながら「武田くん、はやく彼の勇姿を見せてよ」と声を掛けてくれたシーンでした。

ということで、ローグが好きなこと以外は特に書くことはないんですね、これが。プレイミアイベントでマネーフィニッシュをしたこともプロポイントを獲得したこともありませんし、レーティングも Total で 1700 くらいですし、ほんっとに普通のプレイヤー。自己紹介するのにも困るほどです(笑)

この記事のテーマと目的

さて、今回日本選手権の記事を書かせてもらうにあたり、この記事を読む人にとってどうしたら有意義なものになるかと考えました。僕はどこにでもいる一般的な草の根プレイヤーです。戦略記事はさすがに書けません。また頻繁に遠征をして旅慣れした人間でもありません。というか、こういったフォーマルな場所で記事を書いたことすらありませんので、文章構成力もありません。ですので、

「一般的な草の根プレイヤーが日本選手権(ほかのプレイミアイベントでも同様ですね)に参加したらどうなるの? 遠征はとっても楽しいよ!」

ということを旅紀行調にありのまま書こうと思います。

僕自身がそうなんですが、トッププロの記事はいつも新鮮でとっても参考になる反面、立場がかけ離れていてあんまり親近感が湧かないんですよね。なんとなくファンタジーな物語を読んでいるような、読んだだけで満足してしまって、「僕もプレミアイベントに出たい!」という動機になることはあんまりないような気がするんです。

ですから、「草の根プレイヤーでも遠征したら楽しいよ! 楽しみ方もたくさんあるよ!」ということをアピールして、この記事を読んだプレイヤーのうち一人でも「プレミアイベントに出たい!」と思ってもらえるような記事にできたらいいなあ、と思っています。

日本選手権に出場するようになったきっかけ

まずは、今回僕が権利を得て本選参加をすることになったきっかけをお話しようと思います。僕の競技マジックに対する意識は実はあんまり高くなくて、どちらかというと強いデッキで勝つことよりもカード同士のシナジーをうまく引き出してゲームを楽しみたいというタイプのプレイヤーです。そうじゃなければ《覇者、ジョー・カディーン》は使わないですよね(笑)

Jor Kadeen, the Prevailer

今回も、どーしても日本選手権に出たいと切望していたわけではなく、動機は単純明快「マジックがしたい。スタンダードがしたい」でした。というのも、私事でアレですが、僕は就職活動中の身の上でして、今年度に突入してからあんまりマジックができていなかったんですね。そんな状況の中、たまたま空いた週末といったらマジックがしたいと思うのがデュエリストの性。たとえそれが参加費 2 倍以上の日本選手権予選であっても財布の紐を緩めざるを得ないこの気持ちはわかってもらえるのではないでしょうか。

そうして、忙しそうな雰囲気を文面に醸し出しつつも平日深夜に地元友人と何度も会い、密かに調整していた秘蔵デッキを携えて参加したわけです。それがこちら!

Red Heros - Takeda Harunobu / 2011 Japan National QT - Chiba 1st *4th*
 4  業火のタイタン/Inferno Titan

4 Creatures 4 永遠溢れの杯/Everflowing Chalice 2 太陽の宝球/Sphere of the Suns 4 転倒の磁石/Tumble Magnet 3 伝染病の留め金/Contagion Clasp 4 テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit 4 電位の負荷/Volt Charge 3 稲妻/Lightning Bolt 4 槌のコス/Koth of the Hammer 3 チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar 1 解放された者、カーン/Karn Liberated
32 Spells 24 山/Mountain
24 Land 60 Total Cards
 1  カルドーサのフェニックス/Kuldotha Phoenix
 4  紅蓮地獄/Pyroclasm
 3  四肢切断/Dismember
 3  圧壊/Crush
 2  漸増爆弾/Ratchet Bomb
 2  地盤の際/Tectonic Edge

15 Sideboard Cards

このデッキの目的は「カウブレードを既知の外から倒すこと」です。《転倒の磁石》で装備したクリーチャーを抑え、《永遠溢れの杯》と増殖のコンボで打ち消し圏外に逃れ、大量のマナにバックアップされた巨大カードで場を圧倒する。これが大まかな動きです。合計 8 枚入っているプレインズウォーカーも増殖と非常に相性がよく、特に 3 ターン目に《槌のコス》から 4 ターン目に増殖スペルを打って紋章を持たせる動きは本当に強くて、あとはひたすらドローゴーしているだけで貧弱な鳥たちはシューティングゲームの的と化すわけです。

このデッキの良いところは、前述したプレインズウォーカー+増殖スペルのコンボが実経験としてプレイヤー間にあまり浸透しておらず、「既知の外」から奇襲的に一番下の能力が使えることでした。僕のプレイスキルが低いことは自他共に認める部分であるので、メタゲームを予想・把握してデッキ構築の時点で余分にアドバンテージを稼いでおくことが大事なんです。

今回の予選はこの作戦が功を奏してカウブレードに 4 回当たって、そのすべてに勝利することに成功。不利なマッチアップであるビッグマナ系のデッキにも 1 度しか当らず 6-1-1 という成績を収めることができました。

うっかりでもなんでも権利取ったからには出場したくなるのが人情、スケジュール・金銭的問題・旅程計画といった諸問題にはゴリ押し(協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました!)でこれを排除し、7 月 15 日(金)早朝大阪に立つことになったのです。これが僕が今回日本選手権に出るに至ったきっかけです。

いざ大阪へ!(7月14日~15日)

今回の旅は MDN でもおなじみの鈴木大輝のトータルコーディネートによる深夜バスツアーから幕を開けます。旅の仲間は……

LMCC 2011 チャンピオン:鈴木大輝

三代目ミスター LMC:小松智史

千葉産ローグデッキの老舗ブランド:足利昌俊

の 3 人。

14 日(木)の 21:30 に舞浜駅に集合ということで、お酒的なベクトルにたぎっていた僕は、ツイッターで暇そうにしていた同行者を連れ出して、船橋で前夜祭と称し飲み飲みしながら時間潰し。キャッチに釣られてホイホイついていっちゃいましたが、どうみても隣のわたみんちの方が良かったです。知らない人にはついていっちゃダメってのは真理ですね。

気つけをして気合いが入ったところで、舞浜へ向かいます。無事に全員合流して乗車するバスを目指しますが、ここで現実が充実していそうな若い女性の集団の流れに逆らって進まなければならないという難関に遭遇。夢の国+若い女性というコンボは野郎 4 人連れという構築には劇的に刺さり、環境把握が足りなかったと痛感させられました。それにしてもサイドに搭載された《恋人握り/Riaju's Grasp》に対しての僕の耐性の無さはそろそろどうにかしたいです。

死闘のすえ辛勝した僕たちはようやくバスにたどりつきますが、このバスが高性能でトイレ付き+光を遮るフード+ブランケットという 3 種の神器を備えており、バスでの行程はとっても快適に過ごすことができました。車内では足利さんと本選で使うデッキの相談を。都合 4 時間くらいは構築談義をしましたが、「これだけ青が入ったデッキのことを話してるのに、《瞬間凍結》の名前が挙がらないのはいいですな」と足利さんが言ったセリフが妙にツボにハマりました。個人的にはカウンターは大好きなんですが、このデッキに関しては不要だと足利さんと見解が一致していたんですね。そうです、今回僕は足利さんのデッキをシェアさせてもらおうと決めていたんです。

武田浩信・岩出義隆・足利昌俊

ここで足利さんのことに少し触れておきたいと思います。僕が足利さんと初めてお会いしたのは、時のらせん-ローウィン環境半ばの LMC で、当時足利さんは赤白のランデスコントロールを使っていたと記憶しています。後にローグデッキとして有名になる《幕屋の大魔術師》《破綻》のコンボを搭載した独創的なデッキでした。僕はこのセンスに惹かれマッチアップしたあとにいろいろとお話を聞かせてもらいました。以来、居住地が近いということもあって一緒に LMC に参加するようになります。

足利さんの代表的なデッキには、白・緑の秘匿ランドから《時間の伸長》をプレイして追加 5 ターンをすべて自分のものにしてしまったという逸話もある「ストレッチマン」、《広がりゆく海》をフィーチャーしてジャンドを強烈にメタり後にアンチジャンドの急先鋒として活躍した「無双海神」などがあります。その独創的な構築センスと、メタゲームの把握に裏打ちされたカード選択は、トップメタを切るという徹底されたスタンスも相まって、今でも僕の目標です。


さて、話を戻しましょう。快適な車内だったのでさぞグッスリ眠れると思っていたのですが、なんでか床ずれしそうな感じで臀部が痺れちゃってあんまり眠れずに大阪に到着してしまいました。ですが昨夜の気つけが効いてて眠気はまるでナイジェリア。15 日早朝に到着してからタイキの友人 2 名とも合流して大阪観光にしゃれ込もうというのが本日のプランです。駅構内で朝食を摂って、まずは場所を把握しておくためにも日本選手権の会場に向かいます。

バスを降りたのは新大阪だったのですが、そこから会場の最寄り駅である中ふ頭にはおよそ 40 分程度で到着。中ふ頭には「ニュートラム」という特殊な車両に乗って行くのですが、これが電車とは違って静かで不思議な乗り心地です。関東の「ゆりかもめ」みたいなものをイメージしてもらえればおわかりになるかと。

さて、会場に到着すると千葉勢ではどうやら僕らが一番乗りだったみたいです。とりあえずテーブルに着きデッキに必要なカードをバイヤーブースで購入して足利さんとデッキ調整をします。そのあとすぐに AGY さんと合流して、8 人ドラフトを 3 回やることに。僕はスタンダードのデッキ構築に注力していて一度しか参加しませんでしたが、ほかの人のドラフトピックをみつつアーキタイプの勉強を。プレリリースでの印象通りテンポデッキが頭ひとつ抜けて強いように見えました。

そうして続々と集まってくる仲間たちと白熱するゲームに熱中していると、なんと時計は夜の 21 時を指しているではありませんか! 大阪観光とはなんだったのか……。いや、デュエリストが人数を揃えればこうなるのが自然の摂理。円環の理に導かれたのなら仕方がありません。

閉場した後は総勢 18 人でトレードセンター付近にあるショッピングモールで串揚げをモグモグ。人生初の串揚げでしたがこれが美味しいのなんの! 外はサックサクなのに中は素材そのもののジューシーな歯ごたえがたまりません。記事を書くことにはなるとは思っていなかったので写真撮影をまるでしていなかったのが悔やまれます……。しかもお値段もリーズナブル。たらふく食べた上にお酒 2 杯を飲んで 2,500 円とは経済的です。

その後は 2 軒目に向かうという本隊とは分かれて、一足先にタイキがあらかじめ取っておいてくれた今夜の宿へ。さすがトータルコーディネート。夜も更けてくるとにわかに眠気も出てきてシャワーを浴びたらすぐに夢の中へ。

と、まどろんでいるところに同行者から電話が。「これからお酒買って帰りますね!」 おいおいまだ飲むのかw でもお酒もやぶさかではなかったりするので、ツッコミを入れながらも宴会がおこなわれている隣の部屋へ。「僕のあずにゃんトークンがいない!」とミスター LMC が騒いでいた気がしましたが、華麗にスルーしてタイキたち一同とトラッシュトークに華が咲かせつつ大阪での初夜は更けていくのでした。

日本選手権 1 日目(16 日)

とうとうやってきました日本選手権当日! 前日までのデッキ調整であらたか取捨選別できていたので、余裕をもって目覚めた後は、カードをスリーブに入れながらデッキ登録用紙に記入するところからこの日はスタートします。

同室だった足利さんと最終調整をしたあと、完成したデッキはコチラ!

Takeda Harunobu / 2011 Japan Nationals
 4  ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker
 4  草茂る胸壁/Overgrown Battlement
 4  原始のタイタン/Primeval Titan
 2  ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine
 1  ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar
 2  テラストドン/Terastodon
 1  核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur
 1  無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre
 1  引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn

20 Creatures 3 不屈の自然/Rampant Growth 2 自然の要求/Nature's Claim 4 召喚の罠/Summoning Trap 2 内にいる獣/Beast Within 3 先読み/See Beyond
14 Spells 6 森/Forest 4 島/Island 4 霧深い雨林/Misty Rainforest 1 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs 3 ハリマーの深み/Halimar Depths 2 カルニの庭/Khalni Garden 1 エルドラージの寺院/Eldrazi Temple 1 ウギンの目/Eye of Ugin 4 地盤の際/Tectonic Edge
26 Land 60 Total Cards
 4  強情なベイロス/Obstinate Baloth
 2  呪文滑り/Spellskite
 1  ペラッカのワーム/Pelakka Wurm
 4  書庫の罠/Archive Trap
 3  罠師の引き込み/Trapmaker's Snare
 1  忍び寄る腐食/Creeping Corrosion

15 Sideboard Cards

デッキはヴァラクートの復権にともなうコントロールの増加をにらんで、アンチコントロールのビッグマナにしようということになりました。雛形は直前の PTQ フィラデルフィア@千葉で足利さんが使ったデッキです。なんとも禍々しさのある構成が素敵です。

主な変更点は、メインにユーティリティカードとして《自然の要求》《内にいる獣》を入れて汎用性を上げた点と、メインのマナ加速に色マナを安定させる《不屈の自然》を採用した点、そしてサイドボードに赤単・鋼デッキを意識したカードを入れたことです。M12 のファーストインプレッションでは赤のカードが強烈な印象を与えそうだったので、それに乗っかるプレイヤーが一定数いるだろうという予想が立てられたのと、直前の MO 環境で《鍛えられた鋼》デッキの勝率が高かったというのが理由です。

はたして、その結果は……!?

Round 1 ヴァラクート(卜澤くん) ○××

Round 2 黒単《ファイレクシアの抹消者》 ×〇〇

Round 3 赤単 ×〇〇

Round 4 青白コントロール 〇〇

初戦を同じ LMC 勢の卜澤くんのヴァラクートに惜しくも負けてしまい、その後の黒単戦もメインでトリプルマリガンしてしまうという不運にみまわれるスタートでしたが、その後は有利なマッチアップであることも相まって勝利することができました。特に Round 3 の赤単にはサイドで強烈に意識していたことが功を奏してサイド後の相性はかなり良くなっていました。直前の調整が生きましたね。


さて、続いては M12 ドラフトです。実は同卓にプロプレイヤーがいないかとヒヤヒヤしていたのですが、初戦を落としていたことが功を奏して(?)そういったことはなく平静な気持ちで挑むことができました。

ピックは、1-1 《ギデオンの法の番人》、1-2 《血のオーガ》から白赤テンポを狙うも二色ともどうも流れが悪くいやーな感じ。1-5 で《グレイブディガー》が流れてきて黒不在説が濃厚そうだったので、そこからはほぼ黒単ピック。2-1 ではピックとかみ合う《復讐に燃えたファラオ》をゲット! 後はひたすら《夜の子》《漂う影》といった黒のカードをかき集めます。そうしていると、どうやら黒は本当に不在のようで、3-4 で 2 枚目の《復讐に燃えたファラオ》、3-5 で《墓への呼び声》とボムカードを安価でピックできて、白の除去もちょくちょくつまんでいたので黒単タッチ白のコントロールデッキが完成。

1st Draft - Takeda Harunobu / 2011 Japan Nationals
 1  ギデオンの法の番人/Gideon's Lawkeeper
 3  夜の子/Child of Night
 1  貪る大群/Devouring Swarm
 3  漂う影/Drifting Shade
 1  グレイブディガー/Gravedigger
 1  流浪のグリフィン/Peregrine Griffin
 1  ゾンビの大巨人/Zombie Goliath
 2  復讐に燃えたファラオ/Vengeful Pharaoh

13 Creatures 1 墓暴き/Disentomb 1 肉体のねじ切り/Wring Flesh 1 破滅の刃/Doom Blade 1 ソリンの渇き/Sorin's Thirst 1 困窮/Distress 1 機を見た援軍/Timely Reinforcements 1 忘却の輪/Oblivion Ring 1 精神腐敗/Mind Rot 1 墓への呼び声/Call to the Grave 1 魂の消耗/Consume Spirit
10 Spells 13 沼/Swamp 4 平地/Plains
17 Land 40 Total Cards
 1  啓蒙/Demystify
 1  死の印/Deathmark
 1  困窮/Distress

3 Sideboard Cards

《墓への呼び声》《復讐に燃えたファラオ》の豪華レア 2 枚コンボを搭載していたり、《貪る大群》《復讐に燃えたファラオ》の除去コンボもあったりと、ライフさえあればいくらでも生き延びられそうなデッキになりました。序盤を押されてライフが不足しがちになりそうだったので、《夜の子》 3 枚と《機を見た援軍》で取り戻す構成してみました。ピック中にコントロールを強く意識していたので、ライフ関連のカードを比較早めにピックできたのは良かったと思います。


Call to the Grave
Vengeful Pharaoh
Devouring Swarm

30 分設けられたデッキ登録時間で多少まごついたりもしましたが、無事構築を済ませて仲間たちが集まっている所に行って何度か模擬戦をしているとラウンド開始のアナウンスが。果たして結果は……!?

Round 5 赤白《スランのゴーレム》 〇〇

対戦相手のデッキは《スランのゴーレム》にオーラをつけて殴ってくる中速ビートダウン。2 本ともライフをぎりぎりのところまで追い詰められるも、《魂の消耗》で適宜ライフを獲得していって《漂う影》で空から攻めて勝利。

Round 6 青白飛行ビート 〇〇

《エイヴンの瞬翼》が複数枚出てくるも、《流浪のグリフィン》が制空権を握って場を硬直させた後、引いてきた《漂う影》から攻め立てて勝利。

2 ゲーム目は《復讐に燃えたファラオ》《墓への呼び声》のコンボが決まりイニシアチブを握り続けて勝ちました。このコンボはさすがに強すぎますね……。

Round 7 赤緑ビートダウン 〇×〇

1 ゲーム目は対戦相手が 4 ターン目までクリーチャーを展開してこなかったので、《困窮》から唯一のクリーチャーである《暴走するサイ》を抜いて、早々に《復讐に燃えたファラオ》《墓への呼び声》のコンボを決めて勝ち。

2 ゲーム目は序盤から押され、そのうえ土地が詰まってしまう苦しい展開。《ゴブリンの長槍使い》《魂の消耗》を X=1 で撃ったりして場の均衡を保とうとしますが、それでも守勢にまわらなくてはいけない状態が続きました。盤面を捌いたうえで《精神腐敗》で手札を空にして、さあこれから! というところで《溶岩の斧》をトップデックされて残りのライフを削り切られてしまいました。

ゲーム 1 に《困窮》《溶岩の斧》が入っているのは確認済みだったので、手札にあった《夜の子》をもう 1 ターン早く出していればよかったです。ライフ管理は大事ですね。

3 ゲーム目は序盤を《困窮》《夜の子》でいなすことができ、早々に《復讐に燃えたファラオ》を 2 連打して「なん…だと…!?」状態にして勝利。

Vengeful Pharaoh

ということでまさかまさかの 6-1 という好成績で初日を終えることができました。一日を通して落ち着いて立ち回ることができたのが良かったのかもしれません。


その後は、これから最終日まで宿のお世話になる土師(はぜ)くんと合流して、昨日お世話になったショッピングモールで、大阪では有名という花月のお好み焼きをモグモグ。店員の石川亮似の女の子のやることが全部間違ってて和んだり、お好み焼きをひっくり返す別の店員さんの絶技に感動したりしてました。

本場のプロってすごいんですよ。僕たち関東人はお好み焼きをひっくり返すときって、ヘラを具に差し込んだあと「フゥーッ」って息を吐いてから力を込めてひっくり返すと思うんですけど、プロはそんなことしない。僕らが変異クリーチャーをフェイスアップするのと同じくらい、力の無駄なくひっくり返すんですよ片手で。いやーいいものを見ました。

土師くんは 2 年前まで LMC の常連だったコントロールが好きなプレイヤーで、大学卒業を機に地元の大阪に帰省していたので久しぶりの再会です。東京に来たときにちょくちょく会ってはいたんですけど、今回足利さんと僕は彼にお願いして泊まらせてもらうことにしたんです。こころよく受け入れてくれてありがとう! マジックを通じて全国に友人が作れるのはこのゲームの大きな魅力ですよね。

それにしても土師くんの家は信じられないほど大きい! サマーウォーズに登場する陣内家の屋敷のようなつくりです。これには足利さんも僕も大はしゃぎ(笑) さすがにあれよりはもうちょっと現実的なサイズですが、旧家の出らしく見た目はあんな感じです。本当に写真を撮らなかったことが悔まれます……。土師くんの部屋に通されてクオリティに感動しつつ、ハンター×ハンターを読みながら夜は更けていくのでした。


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれた Aokage こと武田くん @akatukitoaokage は、「はるじ」の二つ名でかわいがられている LMC の常連プレイヤーです。一時期はマジックとサークル活動の二足のわらじを履くのにたいへんそうでしたが、最近はサークルを引退したようで、かなりマジックへオールインのご様子。

以前のはるじのポジションは愛すべき LMC のマスコットだったのですが、最近はその役目を小松くんに奪われてしまいました。しかたない、若さだけでは戦っていけませんからね。

Posted by LMC Promoters, on 2011/08/12
Last update on 2011/08/12 16:28

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