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基本セット2012 色別レビュー:青 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by からうさ
LMC Web Magazine

こんにちは、こんばんは、おはようございます。そして、初めまして!! からうさです。

LMC に参加し始めて、かれこれ数年。ペアリングを見て「あ、たいきさんだ」と、wktk なたいきさんファンをガッカリさせるのが日課です。

そんな私ですが、せるぷーさんの音頭に乗っかり、M12 の青の紹介をさせていただくこととなりました。実績もなにもない私ですが、青の役割の「知性」や「お花畑」について、少しでも感じ取って頂けたら嬉しいです。

■ 私が終わったというまで、夢は終わらない。

画像付きカードリストを眺めて、みなさまはピンッ!と来たカードはありますか?

新しいジェイスを通り過ぎ「なんか面白いカードないかなぁ……」と、思った矢先、彼の存在感が、目を奪われました。


Lord of the Unreal

彼のもっともミステリアスな雰囲気を醸し出している部分はカード名です。『非実在』の王なのか『非実在な者の』王なのか、前者と後者でニュアンスが変わってしまいます。

前者だと「非実在青年」と同じように、王の存在自体が想像の産物という意味になります。後者だと「非実在」な妄想に更けているうちに王様だと思ってしまった若干残念な青年になります。

続いてフレーバーテキストを見てみましょう。


「私が終わったというまで、夢は終わらない。」


彼のフレーバーテキストは、恋人に囁きかけたくなるような甘いセリフですが、使用方法には注意です。

もし私がこのセリフを囁いたとしたら「キメェwww 勘違イケメン乙っ!」と言われること間違いないでしょう。

このことから、いつまでも夢を終わらせたくない《非実在の王》は後者側ということが推測できます。なんだか急に親近感が沸いてきた方もいるのではないでしょうか。


そんな残念な彼の能力を見てみると

『あなたがコントロールするイリュージョン・クリーチャーは、+1/+1 修正を受けるとともに呪禁を持つ。』


《幻影の熊》《幻影のドラゴン》等、イリュージョンは呪文や能力の対象になるとその姿を維持できなるためか、生け贄に捧げられてしまいます。

この幻影クリーチャーを対象とする行為を身近な例に置き換えると、萌え豚さんのお気に入りのアニメキャライラストを指さして

「これは、単なる絵だよ」

と言ってみたり、学生時代に、学年にひとりはいたであろう

「どうしてあたし(オレ)って彼氏(彼女)できないんだろ~」

とか言ってた人に

「鏡見ろ、鏡っ!」

とアドバイスする感じですね。


幻影クリーチャーはマナコストの割に性能がよく、単に殴っている分には非常に強力です。そんな強力クリーチャーのサイズを底上げし、さらに弱点まで隠してしまう《非実在の王》は、かなりやり手な魔法使いだと見受けられます。

現実を突き付けられ、心が折れそうになったからこそ、《非実在の王》は目的意識を持てたのかもしれません。思い描いた妄想を守るための術を身に着けようとした結果、幻想に呪禁を与えられる存在へと成長していったのではないでしょうか。

■ 非実在の王の物語

《非実在の王》が物語の主人公だったら、どのような魔法を使うのだろう? 彼と相性のいいカードはいっぱいあるだろうなぁ……。

とか、夜な夜な考えながら、カード選びをしてみまして。非実在の王の物語をデッキとしてまとめてみたら、こんな感じになりました。

-Secret Garden- 非実在の王の物語
 4  幻影の熊/Phantasmal Bear
 1  蒼穹の魔道士/Azure Mage
 3  幻影の像/Phantasmal Image
 4  非実在の王/Lord of the Unreal
 3  霊気の達人/AEther Adept
 4  幻影のドラゴン/Phantasmal Dragon
 2  霜のタイタン/Frost Titan
 1  ウスーンのスフィンクス/Sphinx of Uthuun

22 Creatures 3 氷の牢獄/Ice Cage 2 精神の制御/Mind Control 4 否認/Negate 3 蛙変化/Turn to Frog 1 記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept
13 Spells 25 島/Island
25 Land 60 Total Cards

0 Sideboard Cards

Phantasmal Bear Phantasmal Dragon Phantasmal Image

王の友人、使い魔であり、王に守られるべき妄想です。

王の保護下では、とても頼もしい仲間ですし、幻影の像は、王自身に成り代わり、影武者として指命を全うしました。


AEther Adept

非実在の王が捕らわれた幻想を取り除くため、健気に頑張っていた幼馴染という設定は如何でしょう?

若かりし日の王の前で、幻影クリーチャーを吹き飛ばし続け、彼の目を覚まさせようとしてましたが、最終的には彼の前に立ち塞がった脅威を吹き飛ばす熱い展開がありそうです。


Sphinx of Uthuun

「嘘」を取って、現実を見つめるか。

「真」を取って、幻影という存在を受け入れるか。

非常に考えさせられる問いかけを投げかけ、王に多大な影響を与えました。


Jace, Memory Adept

かっこよさと派手さを備えた存在。

王の空想世界上での姿ですが、精神を刻んだりはできません。


Negate

「これは、単なる絵だよ、君に取ってはなっ」

という感じで、多くの意見や思想を反論し、彼は自我を保ってきたのでしょう。


Mind Control

彼の妄言が、人を魅了してしまうこともあるもしれません。


あとのカードの物語については、みなさまのご想像、いいえ、非実在の空想や夢の中に存在します。



と、締めてもよさそうですが、カードのレビューもなにもやってない状態はさすがにマズそうなので、M12 の青いカードで最も注目している 1 枚をピックアップします。


Azure Mage

2 マナ 2/1 と除去されやすいサイズの彼女がデッキの何処に入るんだ!?

とまず思いますが、青いコントロールデッキのサイドボードに仕込むと強力そうです。相手のターン終了時、余ったマナから 1 ドローすることを想像してみてください。

どうでしょう? お、強そう!? って思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

神河物語の《呪師の弟子》に近い動きをしそうですが、パワー 2 のクリーチャーとして殴れるところが、彼と大きく違います。

今回はデッキ自体の 2 マナ域が渋滞してますし、主役は別の方なので 1 枚のみの採用ですが、強力なドローエンジンとして期待しています。

■ 最後に

カードのレビューという依頼だったのに、気付いたら《非実在の王/Lord of the Unreal》の魅力に捕らわれ《非実在の王/Lord of the Unreal》のことばかり書いてしまいました。他の書き手のみなさまとあまりに違いすぎるような気がします。音頭を取ってくださったせるぷーさん、ごめんなさい。

でも、デッキに自分なりの物語性を持たせて構築するのも楽しいものですね。フレーバーから MTG の世界を見て、カードに触れてみると、ああ、こういう楽しみ方もあるんだなぁ……と、感じました。今回の《非実在の王》に関しての脳内設定は、餃子姫の想い描いた男子禁制のお花畑ですら、きっと守護してくれます。

ぜひとも、みなさんもお気に入りのカードを主人公に見立て、彼らの物語をデッキとして綴ってみてはいかがでしょうか?

最後に、ここまで目を通していただき、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょうっ!!


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれたからうさ @Karausa は、学生時代から LMC に通い始めてはや X 年、歳の差を超えて多くのプレイヤーに愛されているほんわか系プレイヤーです。

しかし、その内に秘めたる闘志は LMC でもトップクラス。ある分野において彼の右に出るものは無く、同世代には「師匠」という通り名で呼ばれています。なんの師匠かって? それはからうさ師匠とカラオケに行けばおのずとわかります。一度は見るべき。

Posted by LMC Promoters, on 2011/07/15
Last update on 2011/07/15 14:27

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