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日本選手権予選通過デッキ調整記録:あじわい、日本選手権への道 2011 はてなブックマークに追加 livedoor クリップに追加

Written by AGY
LMC Web Magazine

MAGIC DAILY NEWS をご覧の皆様、こんにちは! AGY(あじわい)です。

稚拙な記事ながらも、前回の記事に対してさまざまな反響をいただくことができて大変ありがたく思ってます。

というわけで、今回も気合を入れてあじわいっぽさ全開のデッキで日本選手権予選に参加!!

……と言いたかったのですが、どうしても日本選手権に。どうしても……どぉぉぉしても参加したかったあじわいは、禁断の魔術に手を染めてしまいました。

そう、メタど直球のデッキ「Caw Blade」です。

前回偉そうなことを言っておきながら、2 回目にして早くもこれかい!

というツッコミが聞こえてきそうですが、今回はあじわいが珍しく……というか初めてメタに支配的なデッキを調整して大会に臨んだ過程をご紹介することにします。

あじわいブランドができるまで vol.2 あじわい、日本選手権への道 2011

1. 完コピから始めよう

出発点は有田さんが日本選手権を抜けたレシピにしました。

UW Caw-Blade - Arita Ryuichi
 4  戦隊の鷹/Squadron Hawk
 4  石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic

8 Creatures 1 殴打頭蓋/Batterskull 1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine 1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace 4 定業/Preordain 4 呪文貫き/Spell Pierce 3 マナ漏出/Mana Leak 2 神への捧げ物/Divine Offering 3 四肢切断/Dismember 4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor 3 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
26 Spells 4 島/Island 4 平地/Plains 4 氷河の城砦/Glacial Fortress 4 金属海の沿岸/Seachrome Coast 4 天界の列柱/Celestial Colonnade 2 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus 4 地盤の際/Tectonic Edge
26 Land 60 Total Cards
 1  太陽のタイタン/Sun Titan
 4  瞬間凍結/Flashfreeze
 3  糾弾/Condemn
 2  審判の日/Day of Judgment
 2  神への捧げ物/Divine Offering
 1  決断の手綱/Volition Reins
 1  殴打頭蓋/Batterskull
 1  迫撃鞘/Mortarpod

15 Sideboard Cards

このままの構成でも、もちろん十二分に強いレシピです。普通に考えれば、いじる必要がそもそも無くて完コピで出れば良いわけですが、ここで一つ重要な問題があります。

それは……デッキの乗り手が違うということです。

あじわいのように、下手くそなうえに Caw Blade 初体験の男が、同じことをして勝ち残れるとは思えませんでした。綺麗な構成のレシピというものは、安定した動きをしますが、その反面対戦相手からも動きが把握しやすいため、プレイヤーの力量によるところが大きくなります。

……なると思います(笑)

完コピをして回してみて浮かび上がった具体的な悩みは、以下の通りでした。

  1. 《マナ漏出》の使い方が(特に後半)下手くそ
  2. 細かいアドバンテージを積み重ねて逃げ切る勝ち方ができない(よくミスってひっくり返される)
  3. 軽くて打点の高いダメージソースが必要か?(候補は《ミラディンの十字軍》

2. とりあえずいじってみよう

そんな悩みを解決すべく、アレコレ悩んで試行を繰り返すうちに、下記のようなレシピに辿り着いたり。

AGY UW Caw-Blade ver.1
 4  戦隊の鷹/Squadron Hawk
 4  石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic
 1  太陽のタイタン/Sun Titan

9 Creatures 1 殴打頭蓋/Batterskull 1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine 1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace 4 定業/Preordain 3 呪文貫き/Spell Pierce 1 剥奪/Deprive 1 払拭/Dispel 2 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe 2 神への捧げ物/Divine Offering 3 四肢切断/Dismember 4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor 2 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura 1 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
26 Spells 4 島/Island 3 平地/Plains 4 氷河の城砦/Glacial Fortress 4 金属海の沿岸/Seachrome Coast 4 天界の列柱/Celestial Colonnade 2 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus 4 地盤の際/Tectonic Edge
25 Land 60 Total Cards

0 Sideboard Cards

ちゃんと使いこなせないなら、そもそも入れなければいいじゃない。という理由で《マナ漏出》を解雇して、確定カウンターの《剥奪》を嗜みとして 1 枚。

Deprive

細かいミスをしても大丈夫なように、うっかり通せたら勝っちゃう《太陽のタイタン》を、ジェイス戦を有利に進められる様に、タイタンと相性の良い《ジェイス・ベレレン》を追加することに。

Sun Titan

そして、度胸の無いあじわい補正として《ギタクシア派の調査》を少々。

Gitaxian Probe

今回は mixi ではなく、自分の blog にレシピを公開してみたところ、お馴染みさすらいのOいそさんに留まらず、元レシピの作者ご本人からもコメントを頂けました。重ね重ねありがたいことです。

大変ためになった議論の方は blog を参照いただくとして(と、こっそり blog の宣伝を織り交ぜつつ……)、内容をまとめると以下のようなコメントが寄せられました。

3. 俺に綺麗なレシピを作るなんて土台無理な話だったんや!

さらにネットでやり過ぎに Caw-Blade をメタったというレシピを発見して、それぞれの意見とレシピをがちゃがちゃぽんしてできあがったのが以下のようなレシピ。

AGY UW Caw-Blade ver.2
 4  戦隊の鷹/Squadron Hawk
 4  石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic

8 Creatures 2 殴打頭蓋/Batterskull 1 饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine 1 戦争と平和の剣/Sword of War and Peace 4 定業/Preordain 3 呪文貫き/Spell Pierce 1 マナ漏出/Mana Leak 1 否認/Negate 1 剥奪/Deprive 3 神への捧げ物/Divine Offering 2 四肢切断/Dismember 1 決断の手綱/Volition Reins 4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor 2 ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
26 Spells 4 島/Island 2 平地/Plains 1 沸騰する小湖/Scalding Tarn 4 氷河の城砦/Glacial Fortress 4 金属海の沿岸/Seachrome Coast 4 天界の列柱/Celestial Colonnade 3 墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus 4 地盤の際/Tectonic Edge
26 Land 60 Total Cards
 1  太陽のタイタン/Sun Titan
 4  瞬間凍結/Flashfreeze
 3  糾弾/Condemn
 3  審判の日/Day of Judgment
 1  四肢切断/Dismember
 1  神への捧げ物/Divine Offering
 1  ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
 1  墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus

15 Sideboard Cards

《マナ漏出》《否認》が 1 枚ずつだったり、あいかわらず怪しい調整結果ですが……このレシピで日本選手権予選千葉一次に参加してきました。

参加者は 144 人と大盛況! 「ところてん方式」の大会運営で通過人数は 16 人です。気合を入れて 1 回戦開始! と思いきや、さっそくところてんの餌食になってみたりしつつ。

以下は、8 回戦のマッチアップ記録です(※レポート内容は少しうろ覚えな部分がありますので、細部での食い違いはご了承くださいませ)。

R1(白単ウィニー):

1 マナ生物を展開して《清浄の名誉》まで入れた古典的なウィニー。メインは押し切られてしまったけれど、サイドから生物対策を大量につっこんでコントロールしきって勝利。

×○○

R2(青黒増殖):

ハンデスを打たれた上からトップで解決策を引き続けて 1 本は圧殺したものの、それ以外は《転倒の磁石》《神への捧げ物》を合わせられずに押し返されて負け。

×○×

R3(白t青エメリア):

基本ラインはエメリアなだけに、《精神を刻む者、ジェイス》の分だけ場を有利に構築して勝ち。

×○○

R4(白緑蔦):

メインはボッコボコにされる。サイドからは追加した除去でコントロールして勝ち。

×○○

R5(バント蔦):

マリガントラブルが重なって、《復讐蔦》の攻勢を捌き切れず負け。

×○×

R6(青黒コン):

カウンター合戦の末にキャストされた《精神を刻む者、ジェイス》《呪文貫き》できるのに、なぜかスルーするというありえないミスで死亡して、悪い流れに入ったなぁと思いつつ、サイド後は出すカード出すカードをことごとくカウンターでさばかれた挙句に、《精神を刻む者、ジェイス》が着地。

エクストリームルールだとタオルが投げ込まれるタイミングで、トップに置いてあった《決断の手綱》を諦め気味にキャストすると、これが通ってしまう。そこから《ギデオン・ジュラ》も駆けつけて逆転勝ち。最後は 4 枚 入った《墨蛾の生息地》による毒ビートで勝利。ついてたー。

×○○

Volition Reins
Inkmoth Nexus

R7(白緑石鍛冶):

メインはカウブレードらしい展開で勝利。サイド後は相手がトリプルマリガンしても土地を引かなかった為投了。○○

R8(赤緑ヴァラクート):

メインは 2 回続けてキャストされた《水蓮のコブラ》の 2 体目は祈りながら《マナ漏出》。そして飛んでくる《召喚の罠》→奇跡のスカ! そこからは《石鍛冶の神秘家》も駆けつけて勝利。

サイド後はマナ加速を打ち消しつつ順調にビートして勝利。

○○

あれ? カウブレードは??

というわけで最終成績 6-2。ギリギリの 16 位で予選を通過できました!

日本選手権は大学生時代に抜けた1回きりしか参加できていないので、今回はかなり久しぶりに通過出来てとても嬉しかったです! 当日も溢れ出る喜びを隠さずに表現してました。

それにしても、こんなにメタ直球ど真ん中のデッキを調整して大会に出るのは、恐らく初めての経験なのですが、画一的な動きをするデッキじゃなければ、楽しくないなんてことは無いですねぇ。三十路を過ぎて初めて認識を改めました(笑)

最近気づいてしまいましたが、勝つのが楽しいというか、負けるのが辛いお年頃になってしまったようです……。

というわけで、今回は肩透かし的にメタデッキの調整記録を紹介しましたが、次回は(機会をいただければ……)あじわい深いデッキをお披露目できればと思っています。

今回も稚拙な記事でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。


編者から筆者を紹介します

本コラムを執筆してくれたあじわい @AGY54 さんは、仕事の都合で 3 年くらい前にひょっこり会場へ遊びに来てくれた、人見知りするタイプのように見えた方でした。

いつもドラフトだけして帰って行くところを、おそるおそる声をかけてごはんに誘ってみると……「ああ、広島の人たちってのは、会う人会う人、千葉のメンツと変わらんものだなあ」とあらためて感じさせてくれた方です。

ドラフトでカードがそろったからか、LMC メンツと顔なじみになったからかは定かでありませんが、いつの間にか構築戦にも顔を出してくれるようになり、気がつけば LMC でもアフターでも欠かせない人物になっていました。マジックで遊ぶのと同じくらい、Jubeat 活動、グルメ活動に勤しむことがお好きな、社会人プレイヤーです。

あじわいさんのブログ:緑濃き牧場 あじわい分舎

Posted by LMC Promoters, on 2011/06/17
Last update on 2011/06/17 13:39

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